特許
J-GLOBAL ID:200903001256126585

車両用ロックアップクラッチの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-008189
公開番号(公開出願番号):特開平11-257484
出願日: 1993年09月06日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【目的】 車両の惰行走行におけるスリップ制御中に燃料遮断作動が復帰させられても、運転者に違和感を発生させない車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置を提供する。【構成】 スリップ制御中判定手段218によりロックアップクラッチ32のスリップ制御中であることが判定されている場合には、タイミング制御手段220により、フューエルカット制御による燃料遮断からの復帰作動と自動変速機14の4→3ダウンシフト作動とが並行的に実施させられる。これにより、フューエルカット制御の復帰作動により発生する車両加速度Gの増大と4→3ダウンシフト作動により発生する車両加速度Gの減少とが同時に発生して両者が相殺されることから、車両の惰行走行における減速スリップ制御中にフューエルカット制御の燃料遮断作動が復帰させられたことに起因する車両のショックが緩和されるので、たとえば降坂走行中であっても運転者に違和感を与えることが好適に防止される。
請求項(抜粋):
エンジンと自動変速機との間を直結するロックアップクラッチを備えたロックアップクラッチ付流体伝動装置を有する車両において、該自動変速機のギヤ段を切り換える変速制御手段と、惰行走行状態であり且つエンジンの回転速度が所定値を超えるとそのエンジンへの燃料供給を遮断するフューエルカット制御手段と、前記車両の惰行走行中に前記ロックアップクラッチのスリップ制御を実行するスリップ制御手段とを備えた形式の車両用ロックアップクラッチの制御装置であって、前記スリップ制御手段によるスリップ制御中であることを判定するスリップ制御中判定手段と、該スリップ制御中判定手段により前記ロックアップクラッチのスリップ制御中であることが判定されている場合には、前記フューエルカット制御手段による前記燃料遮断からの復帰作動と前記変速制御手段による前記自動変速機のダウンシフト作動とを並行的に実施させるタイミング制御手段とを、含むものである車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置。
IPC (8件):
F16H 61/14 601 ,  B60K 41/06 ,  B60K 41/22 ,  F02D 41/12 330 ,  F16H 61/08 ,  F16H 59:34 ,  F16H 59:42 ,  F16H 63:12
FI (5件):
F16H 61/14 601 J ,  B60K 41/06 ,  B60K 41/22 ,  F02D 41/12 330 L ,  F16H 61/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-032940
  • 特開昭61-201957

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