特許
J-GLOBAL ID:200903001259703745

画像記録ヘッドの位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 板谷 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-030910
公開番号(公開出願番号):特開平10-226121
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 画像記録ヘッドの位置検出装置において、位置検出用のスリットをカウントするエンコーダがキャリッジ上のヒータやヘッドの熱の影響を受けないようにすることで、正確な位置検出を可能とする。【解決手段】 記録ヘッド7の走査方向に伸びる位置検出用のスリットを有したタイミングフェンス15と、キャリッジ10に設けられ上記スリットをカウントするエンコーダ16とから成る位置検出装置20において、キャリッジ10上に設けられたヒータ9の熱がエンコーダ16に影響を及ぼさないようにエンコーダ16をアーム17によりキャリッジ10に対して所定間隔を保って設ける。これにより、ヒータ9の熱がエンコーダ16を介してタイミングフェンス15に伝達されなくなり、熱膨張したり撓むことがなく、位置検出への悪影響がなくなる。
請求項1:
記録媒体に対して走査移動して画像を記録する画像記録ヘッドを有する画像形成装置に適用され、該画像記録ヘッドの位置を検出する位置検出装置であって、画像形成装置本体に取り付けられ、前記画像記録ヘッドの走査方向に伸びる位置検出用のスリット部材と、前記画像記録ヘッドが搭載されるキャリッジの移動に伴って前記スリット部材のスリットをカウントするエンコーダとを有し、前記画像記録ヘッドは走査移動されるキャリッジ上に搭載され、このキャリッジには画像記録用固形インクを熱溶融するためのヒータが設けられており、前記エンコーダは、前記ヒータによる熱が影響しない位置で前記キャリッジに取り付けられていることを特徴とする画像記録ヘッドの位置検出装置。

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