特許
J-GLOBAL ID:200903001261338914

超臨界サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-073982
公開番号(公開出願番号):特開2000-274890
出願日: 1999年03月18日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 超臨界サイクルの製造原価上昇を抑制しつつ、放熱器の冷媒出口側にて分離された分離潤滑油を圧縮機の吸入側に戻す。【解決手段】 室外熱交換器(放熱器)2の冷媒出口側に油分離器3を配設して冷媒と潤滑油とを分離し、その分離潤滑油を減圧した後、圧縮機1の吸入側に戻す。これにより、冷媒と潤滑油とは、完全に混合することなく、冷媒と潤滑油との二相に分離し状態で、その温度を低下させながら室外熱交換器2の出口側に向かって流通する。したがって、油分離器3にて分離された分離潤滑油は、減圧器7に流入する時点で既に冷却されて温度が低下しているので、分離潤滑油を冷却する冷却器を新たに設ける必要がない。
請求項(抜粋):
冷媒を吸入圧縮する圧縮機(1)と、前記圧縮機(1)から吐出する冷媒を放熱させるとともに、内部の圧力が冷媒の臨界圧力を越える放熱器(2)と、前記放熱器(2)から流出する冷媒から潤滑油を分離する油分離器(3)と、前記油分離器(3)にて分離された冷媒を減圧する第1減圧器(4)と、前記油分離器(3)にて分離された潤滑油を減圧するとともに、その減圧された潤滑油を前記圧縮機(1)の吸入側に向けて流出させる第2減圧器(7)と、前記第1減圧器(4)にて減圧された冷媒を蒸発させるとともに、その蒸発した気相冷媒を前記圧縮機(1)の吸入側に向けて流出させる蒸発器(5)とを備えることを特徴とする超臨界サイクル。
IPC (2件):
F25B 43/02 ,  F25B 1/00 395
FI (2件):
F25B 43/02 A ,  F25B 1/00 395 Z

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