特許
J-GLOBAL ID:200903001261390932

受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-018335
公開番号(公開出願番号):特開平11-205209
出願日: 1998年01月16日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】複数アンテナ1〜3を配置したマルチパス受信装置の到来波の遅延差が大きいときのパスダイバーシチ効果を向上させ、適応等化のタップ係数収束時間の短縮を図る。【解決手段】複数の直交検波出力x(1)〜x(n)を入力とする複数のフィードフォワードフィルタ14〜16と、1つのフィードフォーワドフィルタ17と、その出力を合成する合成器10と、判定器11,差分回路12,タップ係数更新回路19からなる複数入力の複合適応等化器に、伝搬路推定回路20とタップ数決定回路21とを設け、複数の直交検波出力のうちの1つx(1)を入力し、既知の同期ワードパターンとの相関をとり、その最大遅延量を検出し、その最大遅延量に対応する部分のみ有効とし他の部分を無効とするタップ数を決定してタップ係数更新回路19に通知するように構成したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
互いに所定の間隔で配置されたn本(nは2以上の整数)のアンテナ素子でマルチパス受信されるディジタル無線信号をそれぞれ無線回路処理した信号を直交検波してそれぞれベースバンドの直交検波信号を出力するn個の直交検波回路と、該n個の直交検波信号が入力されるn個のフィードフォワードフィルタの出力と判定値が入力される1個のフィードバックフィルタの出力を合成する合成器とで伝搬路歪みを推定する伝搬路推定部と、前記合成器の出力である等化出力を基に受信データを判定し復号出力データとするための判定値を出力するとともに前記フィードバックフィルタに該判定値を与える判定回路と、該判定値と前記等化出力との差分を用いて前記n個のフィードフォワードフィルタと前記1個のフィードバックフィルタのタップ係数を伝搬路の変動に応じて更新するタップ係数更新回路とからなる複数入力の複合適応等化器とを備えた受信装置において、前記n個の直交検波信号のうちの任意の直交検波信号と既知の同期ワードパターンとの相関をとりその相関ピーク波形からマルチパス中の最大遅延量を決定し前記n個のフィードフォワードフィルタと前記1個のフィードバックフィルタのタップ数を該最大遅延量に対応する部分のみ有効とし他の部分を無効とするタップ数決定通知を前記タップ係数更新回路に与える相関検出タップ数決定手段を設け、前記複数入力の複合適応等化器の前記等化出力の収束時間を短くしたことを特徴とする受信装置。
IPC (5件):
H04B 7/08 ,  H01Q 3/26 ,  H04B 3/06 ,  H04B 7/005 ,  H04B 7/10
FI (5件):
H04B 7/08 D ,  H01Q 3/26 Z ,  H04B 3/06 Z ,  H04B 7/005 ,  H04B 7/10 A

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