特許
J-GLOBAL ID:200903001263837330

トナーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 勝広 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-299395
公開番号(公開出願番号):特開2002-107989
出願日: 2000年09月29日
公開日(公表日): 2002年04月10日
要約:
【要約】【課題】 比較的粒径の小さいトナーを除去するために行う分級回数を減らし、長時間にわたって画像を連続して形成したときでも、現像スリーブや帯電部材を汚染せず転写性に優れ、安定した画像が得られるトナーの製造方法の提供。【解決手段】 気流式分級装置を具備する分級工程を経るトナーの製造方法において、該分級装置が、入気流路I1と入気流路I2との複数の入気流路を有し、原料供給ノズルから供給される分級前のトナーをコアンダ効果により少なくとも粗粉体群、中粉体群、微粉体群に分級する機能を備え、入気流路I1の出口流速に対する入気流路I2の出口流速の比が0.75〜1.25の範囲内に制御して、トナーを分級し、特定の特性を有する中粉体群のトナーを得ることを特徴とするトナーの製造方法。
請求項(抜粋):
気流式分級装置を具備する分級工程を経るトナーの製造方法において、該気流式分級装置が、原料供給ノズルと隣接する入気流路I1と先端に入気エッジを有する上部仕切り壁を介して該入気流路I1に隣接する入気流路I2との複数の入気流路を有し、コアンダブロックおよび複数の分級エッジにより形成される分級域で、原料供給ノズルから供給される分級前のトナーをコアンダ効果により少なくとも粗粉体群、中粉体群および微粉体群に分級する機能を備えており、運転に際し、上記各入気流路の出口流速のそれぞれを、入気流路I1の出口流速に対する入気流路I2の出口流速の比が0.75〜1.25の範囲内に納まるように制御して、分級前のトナーを分級し、(1)ノニオン型界面活性剤0.1mgが溶解している水10mlに粉体5mgを分散して分散液を調製し、20kHz、50Wの超音波を該分散液に5分間照射したときのフロー式粒子像分析装置による粒径0.6乃至2.0μmの粒子の測定値C1が3〜50個数%、20kHz、50Wの超音波を該分散液に1分間照射したときのフロー式粒子像分析装置による粒径0.6乃至2.0μmの粒子の測定値C2が2〜40個数%、かつ(C1/C2)×100の値Cが100〜150、(2)粒子の形状係数SF-1が100〜160、かつ形状係数SF-2が100〜140および(3)粒子の重量平均粒径が4〜10μmである特性を有する中粉体群のトナーを得ることを特徴とするトナーの製造方法。
IPC (4件):
G03G 9/08 ,  B07B 7/086 ,  B07B 11/04 ,  G03G 9/087
FI (5件):
G03G 9/08 ,  B07B 7/086 ,  B07B 11/04 ,  G03G 9/08 381 ,  G03G 9/08 384
Fターム (12件):
2H005AB06 ,  2H005AB09 ,  2H005EA05 ,  2H005EA10 ,  4D021FA24 ,  4D021GA10 ,  4D021GA16 ,  4D021GA18 ,  4D021GA27 ,  4D021GA29 ,  4D021GB03 ,  4D021HA10

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