特許
J-GLOBAL ID:200903001264248509

最小クロスオーバー放射線写真要素ならびに肉および骨画像形成用集成体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-520687
公開番号(公開出願番号):特表平8-509077
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】放射線写真要素および集成体を開示する。放射線写真要素は、フィルム支持体の両面に被覆されたハロゲン化銀乳剤層単位を有し、かつ増感紙による露出中のクロスオーバーを最低限にするように構成されている。最小クロスオーバー放射線写真要素は、骨および軟組織構造の両方を記録する。支持体の一方のハロゲン化銀乳剤層単位は、支持体の反対側のもう一方のハロゲン化銀乳剤層単位の発光およびコントラストを越える発光およびコントラストを示すように選択される。放射線写真要素ならびに種々の前面および後面増感紙からなる放射線写真集成体は、身体の様々な骨および周囲軟組織構造の明瞭かつ有用なX線画像を生成する。
請求項(抜粋):
高解像度増感紙である前面増感紙、 後面増感紙、ならびに 透明なフィルム支持体、 フィルム支持体の両面に塗布され、それぞれ前面および後面増感紙に隣接して配置されている、前面および後面ハロゲン化銀乳剤層単位、 ハロゲン化銀乳剤層単位に潜像を形成せしめることができる300nmよりも長波長の電磁放射線のクロスオーバーを10パーセント未満に低減するための手段(前記クロスオーバー低減手段は、前記乳剤層単位の処理中に30秒間以内に脱色される)、を含む放射線写真要素、からなる、X線に対して露出したとき骨の比較的鮮鋭な画像および周囲組織の有用な画像を形成するための画像形性成集成体であって、 濃度1.0で、 前記後面ハロゲン化銀乳剤層単位が、前記前面ハロゲン化銀乳剤層単位のスピードよりも0.3〜1.0 log E上回るスピードを示し、 前記後面ハロゲン化銀乳剤層単位が、2.0〜4.0の範囲内のコントラストを示し、そして 前記前面ハロゲン化銀乳剤層単位が、0.5〜1.7の範囲内のコントラストを示し、 前記透明な支持体の両面に同一のハロゲン化銀乳剤層単位が存在する配置にするために、後面ハロゲン化銀乳剤層単位のスピード及びコントラストは、前面ハロゲン化銀乳剤層単位の代わりに後面ハロゲン化銀乳剤層単位を用いて決定され、そして 透明な支持体の両面に同一のハロゲン化銀乳剤層単位が存在する配置にするために、前面ハロゲン化銀乳剤層単位のスピード及びコントラストは、後面ハロゲン化銀乳剤層単位の代わりに前面ハロゲン化銀乳剤層単位を用いて決定される、画像形成性集成体。
IPC (3件):
G03C 5/17 ,  G03C 1/00 ,  G21K 4/00
FI (3件):
G03C 5/17 ,  G03C 1/00 A ,  G21K 4/00 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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