特許
J-GLOBAL ID:200903001275923283

トンネル掘削機による岩盤強度推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-109995
公開番号(公開出願番号):特開平11-303583
出願日: 1998年04月21日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】地山の岩盤強度を、簡単に、短時間でもって、かつ安価に推定し得る方法を提供する。【解決手段】掘削機本体2の前端部に回転自在に設けられるとともに面盤にディスクカッタが複数個配置されたカッタヘッド3、および掘削機本体2内で円周方向に沿って所定間隔置きに配置されて掘削機本体2を推進させる推進用シリンダ装置4を有するトンネル掘削機1により地山の岩盤強度を推定する方法であって、推進用シリンダ装置4の油圧力およびロッド部の突出量を、それぞれ圧力検出器12および変位計13により検出するとともに、これら検出された油圧力および突出量から、一個のディスクカッタに作用する押圧力Fおよびディスクカッタの岩盤への貫入量δを求め、これら押圧力Fおよび貫入量δを、下記式に代入して岩盤の圧縮強度σを推定する方法である。σ=F/(a×pm);aはディスクカッタの刃先部形状に基づき係数である。
請求項(抜粋):
掘削機本体の前端部に回転自在に設けられるとともに面盤にディスクカッタが複数個配置されたカッタヘッド、および上記掘削機本体内で円周方向に沿って所定間隔置きに配置されて掘削機本体を推進させる推進用シリンダ装置を有するトンネル掘削機により地山の岩盤強度を推定する方法であって、上記推進用シリンダ装置の油圧力およびロッド部の突出量を検出するとともに、これら検出された油圧力および突出量から、一個のディスクカッタに作用する押圧力Fおよびディスクカッタの岩盤への貫入量δを求め、これら押圧力Fおよび貫入量δを、下記式に代入して岩盤の圧縮強度σを推定することを特徴とするトンネル掘削機による岩盤強度推定方法。σ=F/(a×pm)但し、式中、aはディスクカッタの刃先部形状に基づく係数、mは貫入量に基づく係数である。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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