特許
J-GLOBAL ID:200903001282657076
可変舵角比操舵装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-188805
公開番号(公開出願番号):特開2000-016317
出願日: 1998年07月03日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 各部品の寸法精度を高めることなく、摩擦抵抗の小さい入・出力軸間の連結構造とする。【解決手段】 可変舵角比操舵装置10は、入・出力軸22,23とは別の第3の軸41を出力軸と同心に相対回転可能に配置し、入力軸の端部と第3の軸の端部との間に回転盤43を介在させ、回転盤の一方の面43aと入力軸側とを、第1ボール列44を介して互いに回転盤の径方向へスライド可能に連結し、回転盤の他方の面43cと第3の軸側とを、第1ボール列とは直交配列した第2ボール列45を介して、互いに回転盤の径方向へスライド可能に連結することによって、入力軸と第3の軸とを連結し、回転盤に出力軸の偏心した部位を連結し、回転盤と出力軸の偏心した部位とを、第1ボール列に平行な方向にのみ相対移動可能にしたものである。
請求項(抜粋):
ステアリングハンドルから操舵トルクを受けて回転する入力軸と、操向車輪に操舵トルクを伝達する出力軸とを、互いに偏心可能に配置するとともに、出力軸に対する入力軸の偏心量を変えることにより、ステアリングハンドルの操舵角に対する操向車輪の操舵角の割合を変えるようにした可変舵角比操舵装置において、前記可変舵角比操舵装置は、前記入・出力軸とは別の第3の軸を出力軸と同心に相対回転可能に配置し、入力軸の端部と第3の軸の端部との間に回転盤を介在させ、この回転盤の一方の面と入力軸側とを、複数のボールからなる第1ボール列を介して、互いに回転盤の径方向へスライド可能に連結し、また、回転盤の他方の面と第3の軸側とを、第1ボール列とは直交配列した複数のボールからなる第2ボール列を介して、互いに回転盤の径方向へスライド可能に連結することにより構成した、オルダム継手構造を利用した継手によって入力軸と第3の軸とを連結し、前記回転盤に前記出力軸の偏心した部位を連結し、これら回転盤と出力軸の偏心した部位とを、第1ボール列に平行な方向にのみ相対移動可能にしたことを特徴とする可変舵角比操舵装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
3D030DC25
, 3D030DC27
, 3D030DC39
, 3D033CA00
, 3D033CA05
, 3D033CA16
, 3D033CA27
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