特許
J-GLOBAL ID:200903001283397523

鋳造用取り鍋及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-327391
公開番号(公開出願番号):特開平8-174198
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 補修、処分等が容易で且つ製造後乾燥工程を必要としない取り鍋及びその製造方法を提供する。【構成】 鉄皮1の内側に溶融シリカ等の焼結性炉材2を配設し、この焼結性炉材2の表層のみに焼結層2aを形成し、内部は未焼結層2bとして残して取り鍋を製造する。使用中に焼結層2aが溶湯の高温で損耗しても、焼結層2aは内部に向けて進行し、内部に溶湯が差込むことがない。また補修或いは処分する時は、鉄皮1と焼結層2aの間に未焼結層2bが介在するため取扱い容易である。
請求項(抜粋):
注湯炉から出湯する溶湯を受け取って鋳型に該溶湯を注湯する鋳造用取り鍋において、この取り鍋は、鉄皮の内側に焼結性炉材が設けられ、この焼結性炉材は表層のみに仮焼結層が形成され内部は未焼結層であることを特徴とする鋳造用取り鍋。

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