特許
J-GLOBAL ID:200903001286395262
遺伝子の分析方法およびそれに用いる遺伝子分析用キット
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池内 寛幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-284153
公開番号(公開出願番号):特開平10-117797
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 迅速かつ簡単な遺伝子の分析方法を提供する。【解決手段】 分析対象試料と、遺伝子結合性ラマン活性物質と、表面増強ラマン散乱生起基質とを準備し、前記試料に、遺伝子結合性ラマン活性物質を供給し、ついでこの試料に表面増強ラマン散乱生起基質を供給して遺伝子に結合しなかった遺伝子結合性ラマン活性物質を捕捉し、この状態で前記ラマン活性物質に励起光を照射し、発生する表面増強ラマン散乱光を測定して遺伝子を分析する。分析対象となる遺伝子が二本鎖DNAの場合、前記遺伝子結合性ラマン活性物質としては、4 ́,6-ジアミジノ-2-フェニルインドール(DAPI)がある。また、前記表面増強ラマン散乱生起基質としては銀コロイドがある。図1のグラフの曲線(a)に示すように、DNAが存在すると表面増強ラマン散乱光が微弱になる。
請求項(抜粋):
分析対象試料と、遺伝子結合性ラマン活性物質と、表面増強ラマン散乱生起基質とを準備し、前記試料に前記遺伝子結合性ラマン活性物質および前記表面増強ラマン散乱生起基質を供給し、遺伝子に結合しなかった前記遺伝子結合性ラマン活性物質を前記表面増強ラマン散乱生起基質で捕捉し、この状態で前記遺伝子結合性ラマン活性物質に励起光を照射し、発生する表面増強ラマン散乱光を測定する遺伝子の分析方法。
IPC (4件):
C12Q 1/68
, G01N 21/65
, G01N 33/50
, G01N 33/58
FI (4件):
C12Q 1/68 A
, G01N 21/65
, G01N 33/50 P
, G01N 33/58 A
引用文献:
審査官引用 (3件)
-
J. Phys. Chem., (1994), 98, [48], p.12796-12804
-
Anal. Chem., (1994), 66, [20], p.3379-3383
-
Clin. Chem., (1989), 35, [9], p.1826-1831
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