特許
J-GLOBAL ID:200903001289419596
変性重合体及びその製造方法、並びにゴム組成物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-352690
公開番号(公開出願番号):特開2004-182894
出願日: 2002年12月04日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】シリカ及びカーボンブラックとの相互作用を高め、破壊特性、耐摩耗性、低発熱性を向上させ、かつ、良好な作業性を発揮し得るシリカ及び/又はカーボンブラック配合のゴム組成物を与える変性重合体の製造方法、及びゴム組成物を提供すること。【解決手段】ジエン系重合体を変性して変性重合体を製造する方法において、特定のプロトン性官能基含有化合物(A)を、有機アルカリ金属又はアルカリ土類金属化合物(B)と反応させて、該プロトン性官能基中の活性プロトンをアルカリ金属化又はアルカリ土類金属化し変性剤(C)を得る工程と、(2)該変性剤(C)を、例えばアニオン重合により得られた有機金属型の活性部位を有する重合体の該活性部位と反応させる重合体の中間変性体を得る工程と、(3)得られた中間変性体の該金属化部位から該金属を離脱して活性プロトンを再生させる工程とからなることを特徴とする変性重合体の製造方法、上記方法で得られた変性重合体、並びにそれを用いたゴム組成物及びタイヤである。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ジエン系重合体を変性して変性重合体を製造する方法において、(1)一般式(I)
X1-A1-Y1 ... (I)
(式中、X1は前記ジエン系重合体の活性部位と反応する官能基を有する一価の有機基であり、Y1は窒素,酸素又はイオウに結合する水素を活性プロトンとするプロトン性官能基を有する一価の有機基である。また、A1は炭素数1〜20の二価の炭化水素基である。)
で表わされるプロトン性官能基含有化合物(A)を、有機アルカリ金属又はアルカリ土類金属化合物(B)と反応させて、該プロトン性官能基中の活性プロトンをアルカリ金属化又はアルカリ土類金属化する予備処理により変性剤(C)を得る工程と、(2)該変性剤(C)を、活性部位を有する重合体の該活性部位と反応させる重合体の中間変性体を得る工程と、(3)得られた中間変性体の該金属化部位から該金属を離脱して活性プロトンを再生させる工程とからなることを特徴とする変性重合体の製造方法。
IPC (5件):
C08F8/00
, C08F36/00
, C08K3/04
, C08K3/36
, C08L9/00
FI (5件):
C08F8/00
, C08F36/00 510
, C08K3/04
, C08K3/36
, C08L9/00
Fターム (20件):
4J002AC031
, 4J002AC081
, 4J002BL001
, 4J002DA036
, 4J002DJ016
, 4J002FB096
, 4J002FD016
, 4J100AS01P
, 4J100AS02P
, 4J100AS03P
, 4J100AS04P
, 4J100BA03H
, 4J100BA29H
, 4J100BA52H
, 4J100BA75H
, 4J100HC09
, 4J100HC43
, 4J100HC70
, 4J100HC78
, 4J100HC83
引用特許: