特許
J-GLOBAL ID:200903001297806809

レーザー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-152581
公開番号(公開出願番号):特開平11-346019
出願日: 1998年06月02日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 レーザー装置において、光共振器の内部に、光共振器外へ出力させるべきでない光がある場合、そのような光を効果的に除去しながらも、レーザー装置全体の小型化を行うこと。【解決手段】 レーザー装置、特に半導体レーザー素子を励起光源1としレーザー結晶2を有する固体レーザー装置である。光共振器の1対のミラー3、4のうち、少なくとも出力側ミラー4を独立したミラー部品として形成する。出力側ミラー4は、透明部材を母体4bとする。該母体のうち、光共振器内側となる面には、光共振器を構成すべくレーザー発振光を反射する誘電体多層膜4aを設ける。また、光共振器外側となる面には、当該光共振器から出力させるべき波長の光Lxを透過させ、かつ出力させるべきでない波長の光Lyを反射する誘電体多層膜4cを設ける。
請求項1:
光共振器の1対のミラーのうち、少なくとも出力側ミラーが独立したミラー部品として形成され、出力側ミラーは透明部材を母体とし、該母体のうち、光共振器内側となる面には、光共振器を構成すべく、レーザー活性媒体からのレーザー発振光を反射する誘電体多層膜が設けられ、光共振器外側となる面には、当該光共振器から出力させるべき波長の光を透過させ、かつ出力させるべきでない波長の光を反射する誘電体多層膜が設けられていることを特徴とするレーザー装置。

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