特許
J-GLOBAL ID:200903001299048448

リニアレシプロ圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-113759
公開番号(公開出願番号):特開平10-299650
出願日: 1997年05月01日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 ケーシング1内のシリンダ7内に配置されたピストン19を後面でケーシング1にばね22にて弾性支持し、リニアモータ24への所定周波数の交流の供給によりピストン19をシリンダ7内で往復動させることで、シリンダ7内の圧縮室20に冷媒ガスを吸入弁29から吸い込んだ後に吐出弁14を経て吐出するリニアレシプロ圧縮機Cに対し、圧縮室20のガスによるガスばね定数が変化しても、その影響を受けないようにして振動増大を回避し、リニアレシプロ圧縮機Cの低振動化を図る。【解決手段】 ケーシング1内に1対のシリンダ7,7、ピストン19,19及びリニアモータ24,24をそれぞれ対向した状態で配置する。各ピストン19の振動周波数を一定に設定している状態で、各圧縮室20のガスによるガスばね定数が変化しても、そのガスばね定数の変化を両ピストン19,19で互いに相殺させる。
請求項(抜粋):
ケーシング(1)と、上記ケーシング(1)内に対向した状態で配置された1対のシリンダ(7),(7)と、上記各シリンダ(7)内にそれぞれ圧縮室(20)を区画するように往復動可能に嵌装された1対のピストン(19),(19)と、上記各シリンダ(7)内の圧縮室(20)にそれぞれ接続された吸入弁(29),(29)及び吐出弁(14),(14)と、上記各シリンダ(7)及びピストン(19)をそれぞれピストン(19)がシリンダ(7)内で往復動するように相対移動させる1対のリニアモータ(24),(24)とを備え、各ピストン(19)の往復動により、ガスを各吸入弁(29)を介して各シリンダ(7)内の圧縮室(20)に吸入した後に圧縮室(20)から吐出弁(14)を介して吐出するように構成されていることを特徴とするリニアレシプロ圧縮機。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭59-153987
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-153987

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