特許

J-GLOBAL ID：200903001301977508

デイスクブレーキ用デイスクロータ

発明者： 海道 昌孝 ,  友田 隆司 ,  本間 透
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 長谷 照一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-282222
公開番号（公開出願番号）：特開平5-099250
出願日： 1991年10月02日
公開日（公表日）： 1993年04月20日
要約：

【要約】【目的】ディスクロータの回転時におけるパッドとの接触に起因する摩擦損傷に起因する肉厚差の成長を抑制する。【構成】ロータ本体11と、ロータ本体11の両面に固着された表層部12,13とからなり、表層部12,13を熱可塑性樹脂を混在させた鉄製材料にて構成した。これにより、ロータ表面に熱可塑性樹脂が露呈し、ロータ面の摩耗により発生した摩耗粉は摩擦熱により軟化または溶融状態にある熱可塑性樹脂に捕捉されて包み込まれるため、ディスクロータに対する摩耗損傷作用を著しく低下され、ディスクロータの局部的な摩耗損傷は著しく抑制される。

請求項（抜粋）：

ロータ本体と、同ロータ本体の両面に固着された表層部とからなり、同表層部が熱可塑性樹脂を混在させた鉄製材料にて構成されていることを特徴とするディスクブレーキ用ディスクロータ。