耐熱防振ゴム用ゴム組成物

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：鈴木俊一郎 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-234145
公開番号（公開出願番号）：特開2002-047382
出願日： 2000年08月02日
公開日（公表日）： 2002年02月12日
要約：

【要約】【解決手段】本発明の耐熱防振ゴム用ゴム組成物は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴムと、微粉珪酸塩および/または微粉珪酸と、カーボンブラックと、特定のアルコシキシラン化合物とを特定割合で含有してなり、該組成物から得られる加硫ゴムの、下式から求められるtanδ(条件:温度25°C、周波数1Hz、歪率1%)の変化率が30%以下である。tanδの変化率=[1-tanδ0/tanδ1]×100 (tanδ0:耐熱老化試験前のtanδ、tanδ1:耐熱老化試験後のtanδ(耐熱老化試験条件:150°C-72hrs))。【効果】上記ゴム組成物は、現行天然ゴム並みの良好な防振特性を示すとともに、長期耐熱性、耐熱老化性に優れる防振ゴム(加硫ゴム)を提供することができる。

請求項（抜粋）：

エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A):100重量部と、微粉珪酸塩および/または微粉珪酸(B):5〜60重量部と、カーボンブラック(C):1〜20重量部と、下記の一般式[1]【化1】[式[1]において、Rは、炭素原子数1〜4のアルキル基または炭素原子数1〜4のアルコキシ基であり、R1は、炭素原子数1〜4のアルキル基またはフェニル基であり、nは、0、1または2であり、R2は、炭素原子数が1〜6である、2価の直鎖状または分枝状の炭化水素基であり、R3は、炭素原子数6〜12のアリーレン基であり、mおよびpは、それぞれ0または1であり、かつ、mとpとが同時に0となることはなく、qは、1または2であり、Bは、qが1であるとき-SCNまたは-SHであり、またqが2であるとき-Sx-(式中のxは2〜8の整数である)である]、または一般式[2]【化2】[式[2]において、Rは、炭素原子数1〜4のアルキル基または炭素原子数1〜4のアルコキシ基であり、R1は、炭素原子数1〜4のアルキル基またはフェニル基であり、nは、0、1または2であり、R4は、炭素原子数が2〜20である、1価の直鎖状または分枝状の不飽和炭化水素基である]で表わされる、少なくとも1種類のアルコシキシラン化合物(D):前記(A)、(B)、(C)および(D)の成分合計量が106〜181重量部となるような量と含有してなるゴム組成物であり、前記ゴム組成物から得られる加硫ゴムの、下記の式から求まるtanδ(損失係数;条件:温度25°C、周波数1Hz、歪率1%)の変化率が30%以下であることを特徴とする耐熱防振ゴム用ゴム組成物;tanδの変化率=[1-tanδ0/tanδ1 ]×100[tanδ0:耐熱老化試験前の加硫ゴムのtanδ 、tanδ1:耐熱老化試験後の加硫ゴムのtanδ(耐熱老化試験条件:150°C-72hrs)]。

IPC (7件)：

C08L 23/08 , C08K 3/04 , C08K 3/34 , C08K 5/5415 , C08K 5/548 , C08L 23/16 , F16F 15/08

FI (7件)：

C08L 23/08 , C08K 3/04 , C08K 3/34 , C08K 5/5415 , C08K 5/548 , C08L 23/16 , F16F 15/08 D

Fターム (25件)：

3J048AA01 , 3J048BD04 , 3J048EA01 , 4J002BB101 , 4J002BB151 , 4J002DA037 , 4J002DA049 , 4J002DJ006 , 4J002EJ019 , 4J002EN059 , 4J002EP019 , 4J002EU199 , 4J002EV009 , 4J002EW129 , 4J002EX038 , 4J002EX088 , 4J002FD010 , 4J002FD016 , 4J002FD017 , 4J002FD020 , 4J002FD079 , 4J002FD149 , 4J002FD150 , 4J002GN00 , 4J002GT00

引用特許：

審査官引用 (5件)

加硫可能ゴム組成物およびその加硫方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-307369 出願人：デグサアクチエンゲゼルシャフト, 三井石油化学工業株式会社
特開平4-277346
特開平4-089847

全件表示

引用文献：

審査官引用 (2件)

ゴム・プラスチック配合薬品, 19660615, 初版, 第69頁、86頁、87頁
ゴム・プラスチック配合薬品, 19660615, 初版, 第69頁、86頁、87頁

前のページに戻る