特許
J-GLOBAL ID:200903001303265106

内燃エンジン用の燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-162295
公開番号(公開出願番号):特開平8-326619
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 内燃エンジン用の燃料噴射弁において、燃料噴射特性を制御する。【構成】 噴射弁本体のハウジング14内に、制御ピストン30を嵌装し、その一端側を噴射口を開閉するノズルニードルに連結し、他端側に制御空間60を形成する。高圧供給導管42によって制御空間60内に高圧燃料を供給し、制御ピストン60を下方に押圧して、ノズルニードルによって噴射口を閉じる。制御空間60の第2制御孔62をソレノイド弁のパイロット弁ステム70によって開閉して、制御ピストン60に作用する制御空間60内の燃料圧力を加減することにより、噴射口を開閉して間欠的な燃料噴射を行う。2つのばね90,97のばね力をパイロット弁ステム70の閉弁方向に順次作用させ、第2制御孔62の開口面積を2段階に調整可能とすることにより、ノズルニードルの移動を2段階に調整して、燃料噴射特性を制御する。
請求項(抜粋):
ハウジング(14)と、噴射口(21)を有する弁座要素(19)と、前記ハウジング(14)内に挿入され軸方向に移動して前記噴射口(21)を開閉する噴射弁部材(24)と、該噴射弁部材(24)の移動を制御する制御装置(15;100 )とを備え、内燃エンジンの燃焼室内に間欠的に燃料を噴射するための燃料噴射弁であって、前記制御装置(15;100 )は、少なくとも1つの第1制御孔(58;107; 118)を介して高圧供給導管(40)に接続され、少なくとも一つの第2制御孔(61;109 )を開閉することによって内部の制御圧力を制御可能な制御室(60;114 )と、軸方向に移動可能に配置されて、前記噴射弁部材(24)に作動連結され、前記制御室(60;114 )内の燃料制御圧力を介して高圧供給導管(40;41)からの燃料システム圧力を受ける制御ピストン(30;110 )とを備えており、前記制御装置(15;100 )に対しては、閉鎖位置において前記第2制御孔(61;109 )を閉鎖する軸方向に調整可能なパイロット弁ステム(70;125 )を有し、前記第2制御孔(61;109 )を開閉する電気的に制御可能な作動要素(5 ;6;7)が設けられており、さらに、前記作動要素(5 ;6;7)の作動の後、前記パイロット弁ステム(70;125 )の開放動作の特性すなわち進行に影響を与えて、前記噴射弁部材(24)の開放動作の特性すなわち進行に影響を与える特性制御手段を設けたことを特徴とする内燃エンジン用の燃料噴射弁。
IPC (4件):
F02M 45/00 ,  F02M 45/08 ,  F02M 47/00 ,  F02M 61/10
FI (4件):
F02M 45/00 E ,  F02M 45/08 B ,  F02M 47/00 E ,  F02M 61/10 E
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る