特許

J-GLOBAL ID：200903001304959365

フォイルガス軸受

発明者： 牧野 武朗
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 飯沼 義彦 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-270589
公開番号（公開出願番号）：特開平9-088950
出願日： 1995年09月25日
公開日（公表日）： 1997年03月31日
要約：

【要約】【課題】 ガス軸受において、軸受フォイルにより弾性軸受面を形成させる。【解決手段】 厚肉円筒製の軸受ハウジング3の一部に軸方向スリット5を形成し、ハウジング3の内周長さよりも長い薄板金属製の軸受フォイル2をハウジング3内に歪形させながら強制的に押し込んで、フォイル2に生じた歪みをハウジング3の複数の軸方向の溝4に膨出させて隣接する溝4間でフォイル2を橋渡し状に支持させることにより、フォイル2とハウジング3との間に空間12を形成して、軸受フォイル2による弾性軸受面を形成させた。

請求項（抜粋）：

回転軸の外側に同回転軸と軸受すき間を隔てて配設される薄板金属製の軸受フォイルと、同軸受フォイルの外側に配設される厚肉円筒製の軸受ハウジングとをそなえ、同軸受ハウジングの一部に軸方向に延在するスリットが形成されるとともに、同スリットの幅を調節して上記軸受ハウジングの内周長さを調節可能なスリット幅調整手段が設けられ、上記軸受ハウジングの内周に複数の軸方向の溝が形成され、上記軸受フォイルが上記軸受ハウジングの内周長さよりも長く形成されるとともに、上記軸受ハウジング内に強制的に嵌合されて同軸受フォイルが歪形され、その歪みが上記軸受ハウジングの内面に形成された複数の軸方向の溝に膨出するように構成されていることを特徴とする、フォイルガス軸受。