特許
J-GLOBAL ID:200903001314681020

圧縮機用電動機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-084543
公開番号(公開出願番号):特開平7-298675
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 直流ブラシレス電動機を搭載したロータリー圧縮機を駆動するインバータにおいて、インバータ回路と直流電動機の配線ミスによる圧縮機の逆回転を検出し、前記圧縮機を停止させた後、正回転で再起動させることが可能な圧縮機用電動機制御装置を実現するものである。【構成】 回転方向検出手段A17が圧縮機温度によりロータリー圧縮機5の正転/逆転を検出し、配線ミスにより前記圧縮機が逆転している場合には、まず、前記圧縮機5を停止させる。次に、起動シーケンス制御手段13が、補正用起動シーケンス記憶手段15が記憶する転流パルスとチョッピング信号を出力することにより前記圧縮機5が正転で再起動される。
請求項(抜粋):
複数個の半導体スイッチ及びダイオードをブリッジ結線したインバータ回路と、前記インバータ回路により動作する直流電動機と、前記直流電動機により駆動されるロータリー圧縮機と、前記直流電動機の回転子の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段の出力を基に前記インバータ回路の半導体スイッチの動作を決定する転流パルスを出力する転流手段と、前記直流電動機の回転数を可変にするチョッピングを行うためのチョッピング信号を発生するチョッピング信号発生手段と、前記転流パルスと前記チョッピング信号とを合成する合成手段と、前記合成手段の出力により前記インバータ回路の半導体スイッチをオン/オフさせるドライブ手段と、前記直流電動機の起動時には前記位置検出手段の出力が得られないため、前記合成手段に前記転流パルスと前記チョッピング信号を出力する起動シーケンス制御手段と、起動時に前記ロータリー圧縮機を正転させるための前記転流パルスと前記チョッピング信号を記憶する正転用起動シーケンスパターン記憶手段と、起動時に前記ロータリー圧縮機を逆転させるための前記転流パルスと前記チョッピング信号を記憶する補正用起動シーケンスパターン記憶手段と、前記ロータリー圧縮機の温度を検出する圧縮機温度センサと、前記検出した圧縮機温度とあらかじめ設定しておく圧縮機基準温度とを比較することにより前記圧縮機が正転であるか逆転であるかを検出するとともに、逆転ならば前記合成手段の出力を停止する回転方向検出手段Aと、前記回転方向検出手段Aの出力により逆転の場合には前記補正用起動シーケンスパターン記憶手段が記憶する前記転流パルスと前記チョッピング信号を前記起動シーケンス制御手段に出力するパターン切り替え手段と、起動時には前記起動シーケンス制御手段と前記合成手段とを接続し、起動後は前記転流手段と前記チョッピング信号発生手段とを前記合成手段に接続する運転モード切り替え手段とからなる圧縮機用電動機制御装置。
IPC (2件):
H02P 6/12 ,  H02P 6/18
FI (2件):
H02P 6/02 371 D ,  H02P 6/02 371 T

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