特許
J-GLOBAL ID:200903001316818171

凝着摩耗性が優れた成形加工材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231813
公開番号(公開出願番号):特開平9-078197
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 成形加工材の製造工程において、その予備成形体における1次炭化物の最大粒径を2〜20μmとすることにより、偏析の発生を防止し、また優れた鍛造性及び被研削性を有すると共に、靱性を低下させることがなく凝着摩耗性が優れた成形加工材を提供する。【解決手段】タンディッシュ1内の金属溶湯2を、タンディッシュノズル3を介して、非酸化性雰囲気のチャンバー4内にて自然流下させる。そして、ガスアトマイザー5から、金属溶湯流7に高圧の不活性ガスがジェット流6として吹き付けられ、この金属溶湯流7を噴霧化する。噴霧化された金属粒子2aは、下方のコレクター8にセットされた基盤9上に、半凝固状態で堆積し、徐々に凝固して円柱状の予備成形体11を形成する。この予備成形体11の製造工程において、金属溶湯流7の量並びにジェット流6の噴射圧力及び噴射流量を調整して1次炭化物の最大粒径が2乃至20μmとなるように調整する。
請求項(抜粋):
C:1.2乃至2.35重量%、Cr:3.7乃至4.3重量%、Mo:7.3重量%以下、W:3.2乃至12.5重量%、V:2.7乃至7.2重量%及びCo:11重量%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる高速度鋼系合金であって、1次炭化物の最大粒径を2乃至20μmに制御した予備成形体を鍛造又はプレスにより加工したものであることを特徴とする凝着摩耗性が優れた成形加工材。
IPC (2件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/30
FI (2件):
C22C 38/00 302 E ,  C22C 38/30

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