特許
J-GLOBAL ID:200903001321094254

血液ろ過器及び採血器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-076661
公開番号(公開出願番号):特開2002-277357
出願日: 2001年03月16日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 ろ過面積を特に大きくすることなく、十分な量の血清成分を高い精度で分離回収できるようにする。【解決手段】 血液ろ過器Fにおいて、流入する血液中の血清成分を血球成分よりも高い速度で透過させる性質をもつ第1のフィルタ31と、血清成分のみを透過させて血球成分は透過させない性質をもつ第2のフィルタ32とを直列状態で本体管20内に保持し、フィルタ31,32の順に血液を流して第2のフィルタ32を透過した血清成分を回収管10に回収するようにする。膜状の第2のフィルタ32はフィルタ保持部材38内に保持した状態で本体管20内に組み込み、保護する。さらに、この血液ろ過器Fを利用して、採血したその場でろ過ができる採血器を構成する。
請求項(抜粋):
血液中の少なくとも血清成分を血球成分から分離して採取するための血液ろ過器であって、繊維体からなり、流入する血液中の血清成分を血球成分よりも高い速度で透過させる性質をもつ第1のフィルタと、血清成分は透過させて血球成分は透過させない性質をもつ膜状の第2のフィルタと、これら第1のフィルタ及び第2のフィルタを直列状態で保持し、かつ、前記第1のフィルタに血液を導入するための血液導入部及び第2のフィルタを透過した血清成分を排出する排出部を有する保持器とを備え、この保持器は、前記第1のフィルタが充填される保持器本体と、前記第2のフィルタをその上流側と下流側とから挟んだ状態で保持し、かつ、そのフィルタの上流側部分及び下流側部分で血液を流通させる流通部を有するフィルタ保持部材とを有し、このフィルタ保持部材が前記保持器本体内において前記第1のフィルタの下流側に組み込まれていることを特徴とする血液ろ過器。
IPC (3件):
G01N 1/10 ,  A61B 5/15 ,  G01N 33/48
FI (4件):
G01N 1/10 B ,  G01N 33/48 H ,  A61B 5/14 300 C ,  A61B 5/14 300 E
Fターム (28件):
2G045AA01 ,  2G045BA08 ,  2G045BA10 ,  2G045BB06 ,  2G045CA25 ,  2G045CA26 ,  2G045FA29 ,  2G045HA06 ,  2G045HA13 ,  2G045HA14 ,  2G045HB02 ,  2G052AA30 ,  2G052AD06 ,  2G052AD26 ,  2G052AD46 ,  2G052BA13 ,  2G052DA02 ,  2G052DA12 ,  2G052DA13 ,  2G052DA25 ,  2G052EA02 ,  2G052EA03 ,  2G052JA21 ,  4C038TA01 ,  4C038TA10 ,  4C038UA06 ,  4C038UB07 ,  4C038UB10
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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