特許
J-GLOBAL ID:200903001323569241

エラー表示機能付きファーストインファーストアウトバッファ及びそれを使用した読出し装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-166117
公開番号(公開出願番号):特開平6-004437
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、互いに非同期に動作している装置間でデータの授受を行うために使用され内部の任意のレジスタを読出し側の装置がアクセスできる構造のFIFOにおいて、データエラーを検出可能とすることを目的とする。【構成】 有効データカウンタ手段110は、レジスタ手段104への転送データ103の書込み動作の毎にカウントアップされ、読出し動作の毎にカウントダウンされる。フラグ保持手段106が保持するフラグ値105は、転送データ103がそれに対応するレジスタ手段104に対して、書き込まれると第1の値にセットされ、逆に、読み出されると第2の値にセットされる。読出し装置102は、カウント値114又はフラグ値105によって、エラー発生を判別する。また、不正データ出力手段117は、不正アクセス時に不正データ116を読出し装置102に出力する。
請求項(抜粋):
書込み装置(101)から読出し装置(102)へ転送される転送データ(103)を一時保持するファーストインファーストアウトバッファ(118)において、前記転送データ(103)を複数組分一時保持する複数のレジスタ手段(104)と、該複数のレジスタ手段(104)に対応する複数のフラグ値(105)を保持するフラグ保持手段(106)と、前記書込み装置(101)からの転送データ書込み指示(107)に基づき順次連続的かつ循環的にカウント動作を行う書込みカウンタ手段(108)と、前記転送データ書込み指示(107)に基づいて順次連続的にカウントアップ動作を行い、前記読出し装置(102)からの転送データ読出し指示(109)に基づいて順次連続的にカウントダウン動作を行い、前記レジスタ手段(104)の数(n)以上の値までカウント動作が可能な有効データカウンタ手段(110)と、前記転送データ書込み指示(107)に基づいて、前記書込みカウンタ手段(108)が出力するカウント値(111)に対応する前記レジスタ手段(104)に前記書込み装置(101)からの転送データ(103)を書き込むと共に、該レジスタ手段(104)に対応する前記フラグ保持手段(106)内のフラグ値(105)を第1の値に設定する書込み制御手段(112)と、前記読出し装置(102)から指定される前記読出し指示(109)及びアドレス(113)に基づいて、任意の前記レジスタ手段(104)の内容、前記有効データカウンタ手段(110)のカウント値(114)、又は前記フラグ保持手段(106)が保持する任意の前記フラグ値(105)を前記読出し装置(102)に出力すると共に、任意の前記レジスタ手段(104)の内容を出力した場合に該レジスタ手段(104)に対応する前記フラグ保持手段(106)内のフラグ値(105)を第2の値に設定する読出し制御手段(115)と、を有することを特徴とするエラー表示機能付きFIFO。
IPC (5件):
G06F 13/00 353 ,  G06F 5/06 313 ,  G06F 12/16 310 ,  G06F 13/38 310 ,  H04L 12/42

前のページに戻る