特許
J-GLOBAL ID:200903001324821866

電子楽器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-234967
公開番号(公開出願番号):特開平6-083363
出願日: 1992年09月02日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 弦の横振動のみならず、縦振動に基づく挙動をも勘案した実際に即した発音メカニズムをシミュレートする電子楽器を実現する。【構成】 励振信号形成部11が演奏情報に対応したハンマ信号HS1,HS2を発生し、横振動発生部12,13が上記ハンマ信号HS1,HS2に基づき、弦の横振動に相当する横振動信号を発生する。振動変換回路16は、この横振動信号に応じて弦の縦振動を励起する変位信号H1,H2を発生し、縦振動発生部17,18がこの変位信号H1,H2に基づき、縦振動信号を発生する。そして、共鳴系14,15が横振動の共鳴を表す第1の共鳴信号と縦振動の共鳴を表す第2の共鳴信号とを生成し、加算器19が第1および第2の共鳴信号を合成して楽音波形を形成する。
請求項(抜粋):
演奏情報に対応した第1の励振信号を発生する第1の励振手段と、少なくとも前記第1の励振信号を所定時間遅延させると共に、繰り返し循環させ、弦の横振動に相当する横振動信号を発生する横振動発生手段と、前記横振動信号に応じて第2の励振信号を発生する第2の励振手段と、少なくとも前記第2の励振信号を所定時間遅延させると共に、繰り返し循環させ、弦の縦振動に相当する縦振動信号を発生する縦振動発生手段と、前記横振動信号および縦振動信号を繰り返し循環させる手段であって、この横振動信号および縦振動信号に対し、少なくとも遅延処理および減衰処理を施して前記横振動および前記縦振動の伝搬動作をシミュレートし、該横振動信号の共鳴を表す第1の共鳴信号と該縦振動信号の共鳴を表す第2の共鳴信号とを生成する共鳴手段と、前記第1および第2の共鳴信号を合成して楽音波形を形成する合成手段とを具備することを特徴とする電子楽器。
IPC (3件):
G10H 7/08 ,  G10H 1/16 ,  G10K 15/12
FI (2件):
G10H 7/00 513 M ,  G10K 15/00 B

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