特許
J-GLOBAL ID:200903001325867185

ブラシレスモータ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-305486
公開番号(公開出願番号):特開平5-115196
出願日: 1991年10月23日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】ブラシレスモータのトルクを一定とすることができる駆動電流波形を一段と容易な方法かつ簡易な構成によつて生成しようとするものである。【構成】磁気回路の構成に差を有するブラシレスモータごとにトルク脈動が小さくなるような駆動電流を所定の算出方法によつて算出し、当該駆動電流によつてブラシレスモータを駆動するようにしたことにより、ブラシレスモータのトルク脈動を簡易な方法によつて一段と小さくし得る。また各相のコイルに通電する電流の和が0となるように駆動電流波形を算出するようにしたことにより、各相のコイルの共通接続点を低インピーダンス化する必要を回避し、これにより回路構成を一段と簡素化することができる。
請求項(抜粋):
ブラシレスモータの各相のコイルに通電する駆動電流波形を記憶する記憶手段と、上記ブラシレスモータから検出される所定の周波数信号をカウントし上記ブラシレスモータのロータ角度を特定する特定手段と、当該特定手段によつて特定された上記ロータ角度に基づいて上記記憶手段から上記ロータ角度に応じた上記駆動電流波形を出力する出力手段とを有するブラシレスモータ駆動装置において、上記コイルの受ける鎖交磁束量に上記コイルに流れる電流値を乗じた値が、上記ロータ角度に対する正弦波の2乗に比例した値となるように上記各相のコイルに通電する上記駆動電流波形を算出し、上記算出結果を上記記憶手段に記憶し、上記記憶された駆動電流波形によつて上記ブラシレスモータを駆動するようにしたことを特徴とするブラシレスモータ駆動装置。

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