特許
J-GLOBAL ID:200903001326306390

最尤系列推定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-067191
公開番号(公開出願番号):特開平5-276053
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】高速追随性を保ち、かつ、所要計算量を大幅に削減可能な最尤系列推定方式を提供することを目的とする。【構成】 前回の受信信号、及び特定されたブランチに基づいて今回の受信信号推定値を求めるためのN元ベクトルを、トレリス上の各ブランチ毎に演算し記憶する手段と、少なくともN個の受信信号サンプル値系列を記憶する手段を有し、前記N元ベクトルと前記受信信号サンプル値のN元ベクトルとの内積を求め、該内積値と受信信号値との差分の2乗の時間方向累積値をパスメトリックとし、このパスメトリックに基づいて生き残りパスを決定する。【効果】 所要演算量が大幅に削減される。
請求項(抜粋):
送信系列の部分系列を状態にとり送信系列を状態遷移の時系列として表現したトレリスの各時刻において、各状態を終点とする候補送信系列(候補パス)の中から、該時刻までのパスメトリックを最小にするものを該状態の生残りパスとしながら、生残りパスおよびパスメトリックを時間経過とともに逐次更新する最尤系列推定方式において、所定長の送信系列に対応して計算法が定義されたN元ベクトルまたはN元ベクトルの組の、所定長の全ての可能な送信系列についての計算結果を格納しておく第1のメモリと、少くともN個の受信信号サンプル値系列を一時的に記憶する第2のメモリとを備え、候補送信系列に対応して前記第1のメモリから読み出したN元ベクトルと、前記第2のメモリから読み出したN個の受信信号サンプル値からなるN元ベクトルとの内積から、実際の受信信号値を差引いたものの絶対値2乗の時間方向累積値をパスメトリックとして生残りパスを決定することを特徴とする最尤系列推定方式。
IPC (2件):
H03M 13/02 ,  H04L 25/08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-088726
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-088726
  • 特開昭62-133239

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