特許
J-GLOBAL ID:200903001327337698

大多環式ポリアミドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-057391
公開番号(公開出願番号):特開平11-286490
出願日: 1999年03月04日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 以下の式【化1】の骨格を有する多環式化合物を合成するための簡単な方法を提供すること。【解決手段】上記多環式化合物を、以下の式【化2】[ 式中、A1、A2、A3及びA4は、互いに独立して、置換されていてもよいC2〜C4- アルキレン基であるか、または式-(CH2)s -E-(CH2)t - で表される基であり、ここで、Eは置換されていてもよいC6〜C14-アリーレン基であり、そしてs及びtは0、1または2の値を有し得る]で表される環状アミンと、以下の式 X- A2 - Y (6A) または X- A3 - Y (6B)[ 式中、A2及びA3は、上記で定義した通りであり、そしてXまたはYは脱離基である]で表される化合物とを反応させる。
請求項(抜粋):
以下の式【化1】で表される多環式化合物の製造方法であって、以下の式【化2】で表される環状アミンと、以下の式 X- A2 - Y (6A) または X- A3 - Y (6B)で表される化合物とを反応させることを特徴とする、上記方法:上記式中、A1、A2、A3及びA4は、互いに独立して、C2〜C4- アルキレン基であり、これは一つまたはそれ以上の基P及び/またはQによって置換されていてもよく、[ ここで、Pは、C1〜C30-アルキルまたはシクロアルキル基であり、これは一つまたはそれ以上の基Qによって置換されていてもよく、そしてQは、以下の種の基である、-COR; ここでRはヒドロキシル、C1〜C5- アルコキシまたはC6〜C14-アリールオキシあるいは置換されたもしくは置換されていないアミノ基である、C6〜C14-アリール基; これはC1〜C30-アルキル、シクロアルキル、アリール、C1〜C5- アルコキシ、C6〜C14-アリールオキシ、置換されたもしくは置換されていないアミノ基、ハロゲン原子、シアノ基、スルホニル基、カルボキシル基、式-(CH2)r -COOH 、-(CH2)r -SO3H 、-(CH2)r -PO3H2、-(CH2)r -OH で表される基( ここで、rは0〜4の整数であり、そして上記の酸基は塩の形で存在していてもよい)からなる群から選択される一つまたはそれ以上の基によって置換されていてもよい、芳香族複素環; これは窒素、酸素及び/または硫黄原子を含むことができ、そしてC1〜C30-アルキル、シクロアルキル、アリール、C1〜C5- アルコキシ、C6〜C14-アリールオキシ、置換されたもしくは置換されていないアミノ基、ハロゲン原子、シアノ基、スルホニル基、カルボキシル基、式-(CH2)r -COOH 、-(CH2)r -SO3H 、-(CH2)r -PO3H2、-(CH2)r OHで表される基(ここで、rは0〜4の整数であり、そして上記の酸基は塩の形で存在していてもよい)からなる群から選択される一つまたはそれ以上の基によって置換されていてもよい、置換されたもしくは置換されていないアミノ基;ヒドロキシル基;C1〜C30-アルキルまたはシクロアルキル基;C1〜C30-アルコキシまたはC6〜C14-アリールオキシ基;ハロゲン原子;シアノ、スルホニルまたはカルボキシル基;式-(CH2)r -COOH 、-(CH2)r -SO3H 、-(CH2)r -PO3H2、-(CH2)r OHで表される基; ここで、rは0〜4の整数であり、そして上記の酸基は塩の形で存在していてもよい]またはA1、A2、A3及びA4は、互いに独立して、式-(CH2)s -E-(CH2)t - で表される基であり、ここで、EはC6〜C14-アリーレン基であり、このアリーレン基は基P及び/またはQによって置換されていてもよく(この基P及びQは上記で定義した通りである)、そしてs及びtは、互いに独立して、0、1または2の値を有し得、そしてXまたはYは、互いに独立して、脱離基である。

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