特許
J-GLOBAL ID:200903001330673976

加工性の良い電気部品用銅合金の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-008216
公開番号(公開出願番号):特開平6-220594
出願日: 1993年01月21日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 電子部品の小型化に伴って要求される高強度を満足しかつ曲げ加工性も良好である電子部品材料用銅合金を低コストで製造する方法を提供する。【構成】 1.5重量%を越え5重量%未満のZn、0.2重量%以上2.5重量%以下のSn、0.01重量%以上0.3重量%未満のFe、0.005重量%以上0.4重量%以下のPを含有し、残部Cuおよび不可避な不純物からなる加工性の良好な高強度電気部品用銅合金の製造方法において、熱間圧延の際の終了温度を750°C以上とし直ちに水冷却し、その後の冷間圧延と焼鈍の段階では、焼鈍により析出するFeとPとの化合物粒子の大きさを150Å以上に粗大化しないようにし、最終板厚に冷間圧延した後、加工組織が全部または一部残る条件で焼鈍する。
請求項(抜粋):
1.5重量%を越え5重量%未満のZn、0.2重量%以上2.5重量%以下のSn、0.01重量%以上0.3重量%未満のFe、0.005重量%以上0.4重量%以下のPを含有し、残部Cuおよび不可避な不純物からなる加工性の良好な高強度電気部品用銅合金の製造方法において、熱間圧延の際の終了温度を750°C以上とし直ちに水冷却し、その後の冷間圧延と焼鈍の段階では、焼鈍により析出するFeとPとの化合物粒子の大きさを150Å以上に粗大化しないようにし、最終板厚に冷間圧延した後、加工組織が全部または一部残る条件で焼鈍することを特徴とする製造方法。
IPC (3件):
C22F 1/08 ,  C22C 9/04 ,  H01B 1/02

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