特許
J-GLOBAL ID:200903001332079893
駆動力伝達装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-313100
公開番号(公開出願番号):特開平9-150640
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】駆動軸から従動軸へのトルク伝達をこれら両軸間の差動回転に応じて行う駆動力伝達装置において、必要に応じて両軸を結合状態にして悪路走行の走破性を向上させる。【解決手段】駆動軸25と従動軸26間の差動回転に応じて摩擦係合して駆動軸25から従動軸26へトルク伝達する摩擦クラッチ10cと、両軸25,26間の差動回転により作動して摩擦クラッチ10cを結合させるカム手段10eと、カム手段10eへの差動回転の伝達を断続する断続操作手段10fを備え、必要により断続操作手段10fを作動してカム手段10eへの差動回転を伝達し、カム手段10eを作動させて摩擦クラッチ10cを結合させる。これにより、両軸25,26は結合状態となり、悪路走行の走破性が向上する。
請求項1:
駆動軸および従動軸のいずれかにそれぞれ連結されて互いに同軸的かつ相対回転可能に支持された内側回転部材および外側両回転部材と、これら両回転部材間に設けられ摩擦係合によりこれら両回転部材間のトルク伝達を行う摩擦クラッチと、前記両回転部材間に設けられ前記両軸間の差動回転数に応じた押圧力を発生するとともに同押圧力を前記摩擦クラッチに伝達して同摩擦クラッチを摩擦係合させる押圧力発生手段と、前記両回転部材間に設けられこれら両軸の差動回転により作動して前記摩擦クラッチを押圧し同摩擦クラッチを結合状態とするカム手段と、同カム手段に対する前記両軸の差動回転の伝達を断続する断続操作手段を備えていることを特徴とする駆動力伝達装置。
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