特許
J-GLOBAL ID:200903001333227470

多重化データベースシステム及びそのデータ同期化方法、仲介装置、仲介プログラム、データベースサーバ、データベースサーバプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-141174
公開番号(公開出願番号):特開2007-241323
出願日: 2004年05月11日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】 少ない同期化用データで復旧後のデータベースサーバの同期化を図るとともに、システム全体をダウンさせることなく、データベースサーバのデータ記憶状況に拘わらずデータベースサーバを任意に切り離し又は組み込むことができる多重化データベースシステムを提供する。【解決手段】 新規のサーバ100の組み込み要求があると、正常稼働中のサーバ100の1つを切り離して同期化用サーバ100とし、同期化用サーバ100がスナップショットを作成し、新規のサーバ100に転送して該スナップショットからデータベース101を復元する。仲介装置200は、組込要求後のクライアントからのクエリを差分情報として蓄積する。差分情報は、新規のサーバ100及び同期化用サーバに転送する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のデータベースサーバと、クライアントコンピュータからの処理要求を各データベースサーバに中継するとともに各データベースサーバからの正常な応答の1つをクライアントコンピュータに処理結果として返す仲介装置とを備えた多重化データベースシステムにおいて、新規の又はこのシステムから切り離されたデータベースサーバ(以後「新規データベースサーバ」と言う)をシステムに組み込む際に各データベースサーバのデータを同期化する方法であって、 仲介装置は、 クライアントコンピュータからの処理要求を差分情報として記憶する差分情報記憶部を備え、 新規データベースサーバの組み込み要求があると、 (1a)正常稼働中のデータベースサーバの中から選択した1つのデータベースサーバ(以下「同期化用データベースサーバ」と言う)に対してスナップショットの作成を指示するとともに、この同期化用データベースサーバをシステムから切り離し、 (1b)組み込み要求受信時以降にクライアントコンピュータから受信する処理要求を正常稼働中の他のデータベースサーバを用いて処理するとともに、該処理要求を差分情報として差分情報記憶部に順次記憶し、 (1c)差分情報転送要求を受信すると差分情報記憶部に記憶されている処理要求を同期化用データベースサーバ又は新規データベースサーバに順次送出し、 (1d)差分情報記憶部に記憶されている処理要求の同期化用データベースサーバ又は新規データベースサーバに対する送出が終了すると当該送出終了に係る同期化用データベースサーバ又は新規データベースサーバをシステムに組み込み、 (1e)同期化用データベースサーバ及び新規データベースサーバの双方についてシステムへの組込が終了すると差分情報の記憶処理を終了し、 正常稼働中のデータベースサーバは、 (2a)仲介装置からスナップショット作成指示を受信するとその時点でのデータベースのスナップショットの作成を開始し、 (2b)作成したスナップショットを新規データベースサーバに転送し、 (2c)仲介装置から差分情報として順次受信した処理要求に応じた処理を行い、 新規データベースサーバは、 (3a)同期化用データベースサーバからスナップショットを受信すると該スナップショットを用いてデータベースを復元し、 (3b)スナップショットに基づきデータベースの復元が完了すると仲介装置に差分情報転送要求を送出し、 (3c)仲介装置から差分情報として順次受信した処理要求に応じた処理を行う ことを特徴とする多重化データベースシステムにおけるデータ同期化方法。
IPC (2件):
G06F 12/00 ,  G06F 15/00
FI (4件):
G06F12/00 531M ,  G06F12/00 510B ,  G06F12/00 531J ,  G06F15/00 320D
Fターム (9件):
5B082DA02 ,  5B082DD08 ,  5B082GB07 ,  5B085AC14 ,  5B085AC16 ,  5B085BG07 ,  5B185AC14 ,  5B185AC16 ,  5B185BG07
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • データ同期化制御方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-102328   出願人:日本電気エンジニアリング株式会社
審査官引用 (2件)
引用文献:
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