特許
J-GLOBAL ID:200903001333508739

ハロゲン化銀写真感光材料およびそれを用いた写真組体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-342636
公開番号(公開出願番号):特開平10-171049
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 特に乳房を撮影するための高コントラストの特性を有しながら、処理の安定性に優れた新規なX線撮影系を構成するハロゲン化銀写真感光材料と、これを用いて画質と感度のバランスにおいて、優れた新規なX線撮影系を構成する、増感スクリーンとの写真組体とを提供する。【解決手段】 支持体の片面のみに1層以上の感光性乳剤層を有し、管電圧40kVp 以下の低エネルギーX線を用いて軟部組織を撮影するために用いるハロゲン化銀写真感光材料において、少なくとも1層に使用しているハロゲン化銀乳剤のヨード含量を銀に対して0.9モル%以下とし、かつ前記ハロゲン化銀写真感光材料を所定の現像処理(1)を行うことで算出されるコントラストを3.7以上4.8以下とする。これと組み合わせた写真組体において、コントラスト伝達関数が、空間周波数5本/mmで0.40以上1.00以下である、Gd2 O2 S:Tb蛍光体を用いたX線増感スクリーンを使用する。
請求項(抜粋):
支持体の片面のみに1層以上の感光性乳剤層を有し、管電圧40kVp 以下の低エネルギーX線を用いて軟部組織を撮影するために用いるハロゲン化銀写真感光材料において、少なくとも1層に使用しているハロゲン化銀乳剤のヨード含量が銀に対して0.9モル%以下であり、かつ前記ハロゲン化銀写真感光材料を下記現像処理(1)を行うことで算出されるコントラストが3.7以上4.8以下であることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。現像処理(1)以下の現像液(G)を用い、現像温度35°C、現像時間25秒で現像する。 現像液(G): 水酸化カリウム 21g 亜硫酸カリウム 63g ホウ酸 10g ハイドロキノン 25g トリエチレングリコール 20g 5-ニトロインダゾール 0.2g 氷酢酸 10g 1-フェニル-3-ピラゾリドン 1.2g 5-メチルベンゾトリアゾール 0.05g グルタルアルデヒド 5g 臭化カリウム 4g水を加えて1リットルとしたのち、pHを10.2に調節する。
IPC (6件):
G03C 1/00 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/09 ,  G03C 1/46 ,  G03C 5/17 ,  G21K 4/00
FI (7件):
G03C 1/00 A ,  G03C 1/035 M ,  G03C 1/09 ,  G03C 1/46 ,  G03C 5/17 ,  G21K 4/00 A ,  G21K 4/00 B

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