特許
J-GLOBAL ID:200903001344407390

カバー・ステッチ無しの飾りステッチを作るための多針のミシンで連続鎖を形成する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-216321
公開番号(公開出願番号):特開平7-194875
出願日: 1994年09月09日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】カバー・ステッチなしの飾りステッチを作るための二針のミシンで、その作業の始めと終りの工作物の無い時でも、ミシンを止めることなく、糸の絡みの無い運転が続けられる装置を得る。【構成】 少なくとも1つの媒介ラグ(17)を、針ざお(7)に係合される上方の糸引出し器(13)に関連して並んで配置し、針板(8)上の工作物(4)がない時には、前記媒介ラグは、それが上糸のための供給ユニットの部分である補助糸引出し器(12)から出てくる上糸の一方(4a)を押える作業位置へ持ってこられて、その上糸(4a)を横にずらし、2本の上糸と1本の下糸との鎖をより紐状にして送り歯に掛かるようにする。
請求項(抜粋):
カバー・ステッチなしの飾りステッチを作るための多針のミシンで連続鎖を形成し、-夫々の上糸(4a,4b)を保持し、往復運動で作業可能な針ざお(7)に従って針板(8)を通って作業する少なくとも2本の縫い針(3a,3b)と;-対応する相互に連結する糸(6)を前記上糸(4a,4b)に絡み合せるように針板(8)の下で交互に動き得る下方のルーパ(5)と;-前記針(3a,3b)方向への予め決められた張力に従って上糸(4a,4b)を供給するように配置される上糸のための供給ユニットと;-針ざお(7)の上部に固定され、上糸(4a,4b)と動作的に係合して、針ざおの往復運動の各サイクルで供給ユニットから予め決められた量の糸を引き出す上方の糸引出し器(13)と;-前記上糸の少なくとも1つ(4a)に介在して、それの前記予め決められた張力を解放する手段(16)と;を具備する装置に於て:前記介在手段(16)が、針ざお(7)に対して動作的に並んで配置され、前記上糸(4a,4b)が上方の糸引出し器(13)に対して予め決められた配置を示す休止位置と、媒介ラグ(17)が上方の糸引出し器(13)の近くで上糸の一方(4a)を選択的に押える作業位置との間を選択的に移動可能である少なくとも1つの前記媒介ラグ(17)を具備し、前記予め決められた配置に対する上糸の延在部をずらして、針(3a,3b)の往復運動の上方の死点へ向ってそれらが移動する間、上糸(4a)の張力を解放することを特徴とする装置。
IPC (2件):
D05B 45/00 ,  D05B 1/10

前のページに戻る