特許
J-GLOBAL ID:200903001350646932
LNG気化器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大澤 斌
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-352186
公開番号(公開出願番号):特開平6-174195
出願日: 1992年12月10日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 LNG気化量の調節が容易で、大量の海水を必要としない低いコストのLNG気化器を提供する。【構成】 LNG気化器10は、空気取り入れファン15と、空気加熱用バーナ12と、LNG気化部13とを備えている。LNG気化部は、少なくとも1段の伝熱手段19を備えている。伝熱手段は、伝熱管22と、その下に設けられた空気通過自在な伝熱媒体24とからなり、かつ複数段上下に積み重ね得るようにしたものである。更に、伝熱手段の最上段上に配置されて、不凍液を下方の伝熱管に散水する散水ノズル20と、伝熱手段と散水ノズルとを収容し、かつ伝熱媒体を通過するように空気を流す空気流路17と、散水された不凍液を空気流路の底部から再び散水ノズルに循環する循環ポンプ34とを備えている。
請求項(抜粋):
空気取り入れファンと、空気加熱用バーナと、LNG気化部とを備え、前記LNG気化部が、伝熱管と、その下に設けられた空気通過自在な伝熱媒体とからなると共に複数段上下に積み重ね得るようにされた伝熱手段の少なくとも1段と、前記伝熱手段の最上段上に配置されて、不凍液を下方の前記伝熱管に散水する散水ノズルと、前記伝熱手段と前記散水ノズルとを収容し、かつ前記伝熱媒体を通過するように空気を流す空気流路とを有し、前記散水ノズルより散水された不凍液が、前記伝熱管に接触して該伝熱管内を流れる液化天然ガスを加熱して該液化天然ガスを気化させ、次いで前記伝熱媒体に流下し、該伝熱媒体を通過する空気により加熱される過程を前記伝熱手段の段数だけ繰り返すようにされたことを特徴とするLNG気化器。
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