特許
J-GLOBAL ID:200903001360076948

衛星通信用送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-206429
公開番号(公開出願番号):特開平8-079149
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】衛星通信用の送受信装置において、受信側で回線品質の検出を正確かつ短時間で行なえる方法の提供と、回線品質に応じて伝送帯域幅を一定にしたまま、情報速度と誤り訂正符号化率を変化する方法の提供を目的とする。【構成】送信側1に、ベースバンド信号をデジタル符号化し、且つその情報速度を受信側から送られた雑音電力比の情報を基に可変するデジタル符号化器11と、誤り訂正符号化率を可変する誤り訂正符号器12とを備える。一方受信側2では、デジタル変調波と再生搬送波を乗算器21で乗算しベースバンド帯に変換し、信号レベルを受信レベル検出器23で、ベースバンド帯域外のある信号成分のレベルを雑音検出器25でそれぞれ検出し、雑音電力比検出器26で搬送波対雑音電力比を計算し、このデータを送信器27にて送信側へ送る。
請求項(抜粋):
デジタル信号を送受信する送受信装置を具備し、衛星を介して対向する送受信装置に伝送する衛星通信用送受信装置において、前記送信装置に、送信ベースバンド信号を第1の制御信号に基づき情報速度が可変できるデジタル符号化を行なうデジタル符号化器と、第2の制御信号に基づき誤り訂正符号用冗長符号化率が可変できる誤り訂正符号器と、前記誤り訂正符号器の出力をデジタル変調するデジタル変調器と、対向する受信装置から送られた回線情報信号に基づき前記デジタル符号化器と前記誤り訂正符号器に前記第1及び前記第2の制御信号を出力する制御器を具備し、前記受信装置に、前記デジタル変調器の出力信号と再生搬送波を乗算する乗算器と、前記乗算された信号からベースバンド信号レベルを検出する受信レベル検出器と、前記ベースバンド信号の帯域外の所定の帯域成分のレベルを検出する雑音検出器と、前記受信レベル検出器の出力と前記雑音検出器の出力に基づき搬送波対雑音電力費を検出する雑音電力比検出器と、前記雑音電力比検出器の出力を前記回線情報信号として対向する送信装置に送信する送信器とを具備することを特徴とする衛星通信用送受信装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-094823
  • 特開平1-200730
  • 特開平4-078232
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