特許
J-GLOBAL ID:200903001361404590

タイルの焼成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-039062
公開番号(公開出願番号):特開平10-231180
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 タイルの焼成に当り、焼成帯の末端部に還元炎バーナを配置し、タイルの上面に部分的に還元炎を接触させて還元度合いの異なる領域を1つのタイル面に形成する方法において、還元色部分と酸化色部分の割合がすべて同等のタイルを製造する。【解決手段】 ローラハースキルン内にタイル2を偶数列となるように供給し、幅方向の一端側から奇数番目のタイル列2A,2Cと偶数番目のタイル列2B,2Dとの中間の位置の上方に還元炎バーナ3を配置し、還元炎Rをバーナ3の下方にのみ当てるようにして焼成する。【効果】 得られるタイルの還元色部分の面積と酸化色部分の面積の割合はすべて同等となり、外観の等しいタイルを得ることができる。製品の在庫管理等が容易となる。
請求項(抜粋):
軸心方向を平行方向としたローラによって搬送路が形成されているローラハースキルンを用い、該搬送路上をタイルを列状に送りながらガスを燃料とする焼成用バーナによってタイルを焼成する方法であって、焼成帯の末端部において還元炎バーナを配置し、タイルの上面に部分的に還元炎を接触させて還元度合いの異なる領域を1つのタイル面に形成するタイルの焼成方法において、該ローラハースキルン内をタイルを偶数列となるように供給し、該ローラハースキルン内の幅方向の一端側から奇数番目のタイル列とそれよりも列数が1つ多い偶数番目のタイル列との中間の位置の上方に前記還元炎バーナを配置し、該還元炎バーナからの還元炎が該奇数番目の列のタイルと該偶数番目の列のタイルとの該還元炎バーナ側に均等に当てるようにし、該還元炎バーナに、空気を供給することなく前記焼成用バーナに供給する燃料ガスと同種の燃料ガスのみを供給することを特徴とするタイルの焼成方法。
IPC (4件):
C04B 35/64 ,  F27B 9/16 ,  F27B 17/00 ,  F27D 7/00
FI (4件):
C04B 35/64 D ,  F27B 9/16 ,  F27B 17/00 C ,  F27D 7/00 A

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