特許
J-GLOBAL ID:200903001361597844

内燃機関のカムフォロワ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-236286
公開番号(公開出願番号):特開平11-081923
出願日: 1997年09月01日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の始動時等のように動弁系に潤滑オイルが十分供給されていない場合であっても、カムに従動するカムフォロワ、特には直打式バルブ構造で用いられるバルブリフタのカム当接面に設けた低摩擦層が摩耗しないようにすること。【解決手段】 4ストロークエンジン3の作動行程に従って所定時期に吸排気ポート5,6を開閉する吸排気バルブ7,8と、吸排気バルブ7,8に往復動させる回転カム9との間にバルブリフタ1を介在する。バルブリフタ1は、回転カム9の回転運動を吸排気バルブ7,8の往復動に変換する。円筒形バルブリフタ1のうち回転カム9が当接する上面26には、低摩擦材からなる低摩擦層29を形成する。また、上面26には、その直径方向に延びるカムノーズ摺動領域30があり、その中央部に低摩擦層除去部28を設ける。
請求項(抜粋):
内燃機関の作動行程に従って所定時期に吸気ポートあるいは排気ポートを開閉する吸気あるいは排気バルブとこの吸気あるいは排気バルブに往復動させる回転カムとの間に介在されて、前記回転カムが為す回転運動を前記吸気あるいは排気バルブの往復動に変換するとともに、前記回転カムが当接するカム当接部には、前記回転カムとの摩耗を低減する低摩擦層が形成されている内燃機関のカムフォロワにおいて、このカムフォロワの前記カム当接部のうち、前記回転カムの一部分であって前記回転カムの基礎円から径方向に突き出た部分であるカムノーズが摺動するカムノーズ摺動領域には、前記カムノーズの摺動方向における両端間に前記低摩擦層のない低摩擦層除去部が設けられていることを特徴とする内燃機関のカムフォロワ。
IPC (2件):
F01L 1/14 ,  F01L 1/16
FI (3件):
F01L 1/14 G ,  F01L 1/14 B ,  F01L 1/16
引用特許:
審査官引用 (1件)

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