特許

J-GLOBAL ID：200903001366145070

ポラリメトリックレーダ較正用標的

発明者： 真鍋 武嗣 ,  井原 俊夫
出願人/特許権者： 郵政省通信総合研究所長
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-361008
公開番号（公開出願番号）：特開平5-164842
出願日： 1991年12月16日
公開日（公表日）： 1993年06月29日
要約：

【要約】【目的】 複数の較正用標的を用いることなく単一の標的による簡便なポラリメトリックレーダの較正を可能とする較正用標的を提供することにある.【構成】 直交する2偏波を送信および受信することによって散乱体の複素散乱行列を測定するポラリメトリックレーダによる測定において,送受信アンテナおよび送受信機内の伝達関数の偏波間のアンバランスおよび偏波間の結合に起因する複素散乱行列の測定誤差を補正するための較正用の標的であって,送受信で共用されるスカラアンテナと可変偏波変換器によって構成され,被較正ポラリメトリックレーダからの送信波をスカラアンテナで受信し,上記受信波の偏波を可変偏波変換器により変換し再びスカラアンテナにより被較正ポラリメトリックレーダに向けて送信する標的であり,かつ可変偏波変換器の偏波変換特性を切り替えることにより複数の異なる偏波散乱特を実現することにより,複数の標的を取り替えることなく単一の標的で完全なポラリメトリックな較正を可能とする

請求項（抜粋）：

直交する2偏波を送信および受信することによって散乱体の複素散乱行列を測定するポラリメトリックレーダによる測定において,送受信アンテナおよび送受信機内の伝達関数の偏波間のアンバランスおよび偏波間の結合に起因する複素散乱行列の測定誤差を補正するための較正用の標的であって,送受信で共用されるスカラアンテナと可変偏波変換器によって構成され,被較正ポラリメトリックレーダからの送信波をスカラアンテナで受信し,上記受信波の偏波を可変偏波変換器により変換し再びスカラアンテナにより被較正ポラリメトリックレーダに向けて送信する標的であり,かつ可変偏波変換器の偏波変換特性を切り替えることにより複数の異なる偏波散乱特性を実現することにより,複数の標的を取り替えることなく単一の標的で完全なポラリメトリックな較正を可能とすることを特徴とするポラリメトリックレーダ較正用標的.

IPC (3件)：

G01S 7/40 ,  H01Q 15/18 ,  H01Q 25/04

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平2-223879
  
• 特開昭61-038579
  
• 特開昭58-184560
  
• 特開平1-187479