特許
J-GLOBAL ID:200903001371634799

ヘリコプタ音の抽出・識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-127344
公開番号(公開出願番号):特開平5-322640
出願日: 1992年05月20日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 音源としてヘリコプタが存在するか否かをヘリコプタ以外の音源が存在しても高精度に識別する。【構成】 車両音等の他の音源からの発生音響にはないヘリコプタ音だけが有する特質(安定したレベルが高い線スペクトルの存在)を利用して識別する。音響分析手段(15,16)は、音響センサ11が捕捉音響波を電気信号に変換して得た音響信号のスペクトラムを求める。また、音響分析手段(15,16)は、スペクトラムに含まれているレベルが大きい各ピークについて少なくともその帯域幅と周波数とを求める。レベルが高く帯域幅が所定値以下の狭いピークはヘリコプタ音では分布して多数生じるが他の音響ではさほど生じない。判別処理手段(17)は、帯域幅が所定値以下のピーク情報に基づいて、音源としてヘリコプタが存在するか否かを判定する。
請求項(抜粋):
音響センサが音響波電気変換して得た音響信号に基づいて、音源としてヘリコプタが存在するか否かを識別するヘリコプタ音の抽出・識別装置であって、上記音響信号のスペクトラムを求め、そのスペクトラムに含まれているレベルが大きい各ピークについて少なくともその帯域幅と周波数とを求める音響分析手段と、帯域幅が所定値以下の線スペクトルとみなせるピークの情報に基づいて、音源としてヘリコプタが存在するか否かを判定する判別処理手段とを有することを特徴としたヘリコプタ音の抽出・識別装置。
IPC (2件):
G01H 3/08 ,  G01H 17/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-072028
  • 特開平2-088928

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