特許
J-GLOBAL ID:200903001375126410

循環式流動床反応装置および該装置の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-512958
公開番号(公開出願番号):特表平9-512093
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】本発明は、冷却用部材をそれ自体の内部に有する実質的に垂直な複数の壁を含み、垂直壁が反応チャンバ14の内空間を画成している循環式流動床反応装置に関する。排出ガスから粒状材料を分離するための分離器22が前記反応チャンバの上部に連結される。戻りダクト26が分離器に連結される。泡立ち状流動床28’が反応装置に隣接しており、この泡立ち状流動床28は熱交換手段を有する。泡立ち状流動床チャンバと反応チャンバとの間に固体材料を封止する排出チャンネル38が備えられる。排出チャンネルは粒状材料をその上部から排出させることのできる開口を上部に有する。本発明は泡立ち状流動床と反応チャンバの間に排出チャンネルを有する循環式流動床反応装置を運転する方法にも関する。冷えた粒状材料は前記泡立ち状流動床の下部から排出チャンネルの下部へ排出される。粒状材料は排出チャンネル内で流動化され、排出チャンネルの上部から反応チャンバへ導入される。
請求項(抜粋):
冷却用部材をそれ自体の内部に備えている複数の実質的に垂直な壁(12,12’)であって、後壁(12’)を含み、循環式流動床反応装置のチャンバ(反応チャンバ)(14)の内空間を画成している前記複数の実質的に垂直な壁(12,12’)と、 前記反応チャンバの底部に流動化ガスを導入する手段(16)と、 前記反応チャンバの内部に粒状材料を導入する手段(18)と、 排出ガスから粒状材料を分離するための、前記反応チャンバの上部に連結された分離器(22)と、 前記分離器に連結された戻りダクト(26)と、 粒状材料の泡立ち状流動床(28’)を内部に有し、前記反応チャンバの後壁(12’)に隣接され、粒状材料を冷却するための熱交換器(30)を含み、また流動化手段(46)を含む泡立ち状流動床チャンバと、 泡立ち状流動床チャンバ内にその上部から粒状材料を導入するための手段と、 前記泡立ち状流動床チャンバおよび前記反応チャンバの間に位置し、泡立ち状流動床から前記反応チャンバへ材料を排出するための排出チャンネル(38)と、 粒状材料が泡立ち状流動床の底部から開口を通して前記排出チャンネルの前記下部へ流動できるようにさせるための前記排出チャンネルの下部に位置された前記開口(44)とを含んで構成された循環式流動床反応装置であって、 排出チャンネル(38)が固体材料を封止するようになされており、固体材料が前記排出チャンネルの上部から前記反応チャンバへ排出されるようにするために前記上部に開口(42)を有していることを特徴とする循環式流動床反応装置。
IPC (2件):
F23C 11/02 311 ,  B01J 8/26
FI (2件):
F23C 11/02 311 ,  B01J 8/26
引用特許:
審査官引用 (1件)

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