特許
J-GLOBAL ID:200903001375859329

ピストン式定量充填機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相川 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-045680
公開番号(公開出願番号):特開平6-239391
出願日: 1993年02月10日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】シリンダ室内にダイアフラムを配設したピストン式定量充填機の計量を正確に行なう。【構成】この充填機は、充填液タンクとシリンダ装置4と充填ノズル24とを備えている。シリンダ装置4のシリンダ6内で進退動するピストン8は、シリンダ6の内面を摺動する第1ピストン部材32と、その内側の第2ピストン部材34とからなっている。シリンダ室12内にはダイアフラム50が配置され、その外周部50aがシリンダ6に、そして内周部50bが第2ピストン部材34に固定されている。このダイアフラム50はシリンダ6の内面と両ピストン部材32,34の上端面に密着して支持されている。第2ピストン部材34がストロークすると、第1ピストン部材32はその1/2の割合で追随してストロークする。【効果】折返されたダイアフラム50が第1ピストン部材32によってバックアップされる。
請求項(抜粋):
充填液を貯留する充填液タンクと、容器内に上記液を充填する充填ノズルと、ピストンの進退動により、上記充填液タンク内の液を所定量吸引し、上記充填ノズルへ送出するシリンダと、上記充填液タンクとシリンダとの間およびシリンダと充填ノズルとの間を交互に連通遮断する切換弁とを備えたピストン式定量充填機において、上記ピストンを、シリンダの内壁を摺動可能な筒状の第1ピストン部材と、この第1ピストン部材内を摺動可能な第2ピストン部材とから構成し、かつ、上記シリンダの室内にダイアフラムを配設して一端をシリンダ側に他端を第2ピストン部材に固定して、シリンダの内周壁と両ピストン部材とによってこのダイアフラムの背面を支持するとともに、第1ピストン部材を第2ピストン部材のストローク距離に対して1/2の距離ストロークさせるようにしたことを特徴とするピストン式定量充填機。

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