特許
J-GLOBAL ID:200903001375993572

トランジスタの過電流保護回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-063907
公開番号(公開出願番号):特開平5-276649
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 過電流検出用の抵抗を省略してトランジスタを確実に保護することができるトランジスタの過電流保護回路を提供する。【構成】 外部負荷駆動用のトランジスタQ1 は、オンの時にベース電流Ibが最大定格コレクタ電流Ic 内(Ic >βIb )になるものが選択されている。外部負荷や配線等が短絡してトランジスタQ1 のコレクタ側に過電流が発生した場合、ベース電流Ib がコレクタ電流Ic 以上のときはトランジスタQ1 が非飽和状態になり、トランジスタQ1 のコレクタ-エミッタ間の電圧が上昇する。トランジスタQ1 のコレクタ電圧が上昇すると、抵抗R3 からダイオードD側に流れていた電流がダイオードD側に流れ込まなくなって、抵抗R4 を介してトランジスタQ2 のベース側に流れ込み、トランジスタQ2 がオンになると、トランジスタQ1 のベース電流Ib が遮断されてトランジスタQ1 が保護状態になる。
請求項(抜粋):
コレクタに接続される外部負荷の通電電流をオン、オフするトランジスタの過電流保護回路において、前記トランジスタはオンの時にベース電流が最大定格コレクタ電流より小になるものが選択され、前記トランジスタのコレクタ-エミッタ間の電圧が所定値以上に上昇した場合に前記トランジスタのベース電流を遮断する回路を備えたことを特徴とするトランジスタの過電流保護回路。
IPC (2件):
H02H 7/12 ,  H02H 3/087

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