特許
J-GLOBAL ID:200903001376751068

フィルムコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253502
公開番号(公開出願番号):特開平7-176447
出願日: 1993年10月08日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 電極分割型のフィルムコンデンサにおける電極部の横マージン部と隣接した端縁でのコロナ放電の発生を抑え、経時的な容量安定を図る。【構成】 第1フィルム1のフィルム基材6の比誘電率をεd、横マージン部10A内の充填物質(残留空気または含浸材)の比誘電率をεi、コンデンサの定格電圧をV(V)、横マージン部10Aの基準コロナ放電開始電圧をVo(V)、定格電圧に対する安全係数をα、横マージン部10Aの絶縁破壊電圧をVi(V)、次式で定義されるMを最小横マージン幅とした場合に、M=V/Vo・(2εd/εi)1/4・(α・V/Vi)1/2横マージン部10Aの幅Wを、最小横マージン幅Mより大としたフィルムコンデンサ。
請求項(抜粋):
一定幅で長尺の絶縁材製フィルム基材の上面に、前記フィルム基材の幅方向に延びる一定幅の横マージン部により分割された、金属蒸着膜からなる多数の電極部を形成した第1フィルムと、絶縁材製フィルム基材の上面に金属蒸着膜を形成した第2フィルムとを重ねて巻回し、この巻回体の両端にそれぞれ外部電極を設けることにより、一方の外部電極を前記第1フィルムの前記電極部と導通させ、他方の外部電極を前記第2フィルムの金属蒸着膜と導通させたうえ、巻回体に含浸材を含浸させた湿式のフィルムコンデンサにおいて、第1フィルムのフィルム基材の比誘電率をεd、含浸材の比誘電率をεi、コンデンサの定格電圧をV(V)、横マージン部の基準コロナ放電開始電圧をVo(V)、定格電圧に対する安全係数をα、横マージン部の絶縁破壊電圧をVi(V)、次式で定義されるMを最小横マージン幅とした場合に、M=V/Vo・(2εd/εi)1/4・(α・V/Vi)1/2横マージン部の幅Wを、最小横マージン幅Mより大としたとしたことを特徴とするフィルムコンデンサ。
IPC (3件):
H01G 4/015 ,  H01G 4/18 ,  H01G 2/20
FI (2件):
H01G 4/24 321 A ,  H01G 1/13
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-206614
  • 特開平4-123414
  • 特開平3-034513
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