特許
J-GLOBAL ID:200903001379453858

核酸を環状ベクターに挿入するための改良された方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-588337
公開番号(公開出願番号):特表2002-532085
出願日: 1999年12月17日
公開日(公表日): 2002年10月02日
要約:
【要約】本発明は、環状ベクターへの核酸挿入の効率を改善するベクター及び方法を供し、それは、広くは、核酸クローニングを容易にし、特にDNAライブラリーの調製を容易にする。広くは、本発明は、クローニング過程を2つの別個のステップ:(a)分子間連結に有利な高い核酸濃度で行う挿入、及び(b)分子内環化に有利な低い核酸濃度で行う環化に分離することに関する。本ベクターは一般に、挿入ステップの間の共有結合からブロックされる別個の挿入端及び環化端を有する。本発明により考慮される環化端は、相補付着端及びトポイソメラーゼ連結端を含む。本ベクター及び方法は、微少量の核酸挿入物が効率的にクローン化されるのを許容する。更に、大きい及び小さい核酸挿入物が直ちに本ベクターに挿入されるように、本方法では挿入サイズ選択がほとんど又は全くおこらない。これにより、全体の範囲のサイズのDNA挿入物の代表であるDNAライブラリーを作ることができ、例えば全長cDNAライブラリーが直ちに得られる。
請求項(抜粋):
環状ベクターに核酸フラグメントを挿入するための方法であって、 (a)核酸フラグメントの挿入端に、直鎖化ベクターの挿入端を、第1の核酸濃度で、分子間連結に有利な条件下で安定に連結して直鎖状ベクター-挿入物コンカテマーを形成し; (b)前記ベクター-挿入物コンカテマー内のハイブリダイズした付着環化端を融解して、一本鎖付着環化端を有する直鎖ベクター挿入物モノマーを形成し;そして (c)該一本鎖付着環化端を、第2の核酸濃度で、環化に有利な条件下で再アニーリングして、核酸挿入物を含む環化ベクターを形成することを含み、ここで、前記第2の核酸濃度が前記第1の核酸濃度より薄く、そして前記付着環化端が約8〜約50ヌクレオチド長である方法。
IPC (5件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10
FI (5件):
C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 15/00 ZNA A ,  C12N 5/00 A
Fターム (14件):
4B024AA20 ,  4B024CA04 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA19 ,  4B065AA01X ,  4B065AA26X ,  4B065AA57X ,  4B065AA72X ,  4B065AA87X ,  4B065AB01 ,  4B065BA02 ,  4B065CA60

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