特許
J-GLOBAL ID:200903001383075027

地下排水システム及びその運用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-026500
公開番号(公開出願番号):特開平5-222760
出願日: 1992年02月13日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】大規模な地下排水システムにおいて、複数河川や排水路からの流入量を制御し、最適な排水運転を行う。また、長時間のドライ運転を回避してポンプを先行待機運転できるようにすること。【構成】大深度地下に配設された大型の地下放水路に河川や排水路から立坑を介して排水を流下させ、地下放水路に溜った排水を大深度地下ポンプ機場から河川や海等へ排水するように構成し、河川や排水路から立坑への導水路に可動堰等の流入水量調節装置を設けた。また、ポンプ機場を有する地下放水路のポンプ機場上流側に可動の堰を設けた。【効果】河川や排水路から地下放水路へ急激な大規模流入が予測される場合であっても洪水等の冠水被害を防止できる。また、流入初期におけるポンプ起動のタイミングの難しさを解決し、かつポンプの待機運転として過酷なドライ運転を避けることのできる。
請求項(抜粋):
大深度地下に傾斜した大型の地下放水路が配設され、この地下放水路に河川や地表近くの様々な排水路から立坑を介して排水を流下させ、前記地下放水路に溜った排水を前記大深度地下ポンプ機場から地表の河川や海等へ排水するように構成した地下排水システムにおいて、前記河川や排水路から立坑への導水路に可動の流入水量調節装置を設けたことを特徴とする地下排水システム。

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