特許
J-GLOBAL ID:200903001383262960

テープカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-289511
公開番号(公開出願番号):特開平6-119744
出願日: 1992年10月01日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 テープローディング用のポケットを開閉するスライド枠と前蓋を有し、前蓋をスライド枠の前後スライド動作に連動して開閉作動させるテープカートリッジにおいて、スライド枠に設けた操作ピンと前蓋に設けた受動溝の係合が外れやすい点を解消し、蓋開閉機構の信頼性の向上を図る。【構成】 前蓋11の蓋腕23の内側面に突設した支軸24を本体ケース1の外側壁4aで支持し、前蓋11の全体を上開き揺動自在に支持する。蓋腕23の前部上隅に受動溝27を設け、スライド枠10の枠側壁13に設けた操作ピン25を受動溝27に係合する。操作ピン25の移動領域に対応して、前記外側壁4aに保持溝28を形成し、操作ピン25の突端を保持溝28内へ突入して、操作ピン25の受動溝27に対する有効係合長さを十分に大きく採る。
請求項(抜粋):
本体ケース1に前後スライド自在に外嵌装着されて、テープローディング用のポケット6を開閉するスライド枠10と、このスライド枠10の前面開口をスライド枠10の前後スライドに連動して開閉する前蓋11と、スライド枠10を閉じ勝手に移動付勢するばね20とを備えているテープカートリッジであって、前蓋11は、主面壁22と、主面壁22の左右端からケース後方へ向かって連出されて、本体ケース1の左右のテープ引出口4の外側壁4aとスライド枠10の左右の枠側壁13との間に入り込む蓋腕23とを備えており、蓋腕23と前記外側壁4aのいずれか一方に、前蓋11の上開き揺動中心となる支軸24が、他方に該支軸24と係合して上開き揺動した前蓋11のケース後方への移動を許す支持孔26がそれぞれ設けられており、蓋腕23に設けた受動溝27と係合して前蓋11の全体を開閉操作する操作ピン25が、スライド枠10の枠側壁13に設けられており、操作ピン25の移動領域に対応して、前記外側壁4aに保持溝28を形成してあり、操作ピン25が受動溝27を横断して保持溝28内に突入しているテープカートリッジ。

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