特許
J-GLOBAL ID:200903001384548565
腫瘍治療を目的とするヘルペスベクターの使用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 初志 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-506984
公開番号(公開出願番号):特表2001-513508
出願日: 1998年08月12日
公開日(公表日): 2001年09月04日
要約:
【要約】所与の細胞タイプの複数の転移腫瘍を呈する、またはその発症の危険性のある患者において全身性抗腫瘍免疫応答を誘起する方法であって、一つの態様において、(A)腫瘍細胞には感染するが正常細胞には感染しない単純ヘルペスウイルス(HSV)と(B)腫瘍細胞タイプに特異的な、接種細胞および非接種細胞を死滅させる免疫反応を誘起するウイルス用の薬学的に許容される媒体とから本質的に成る薬学的組成物を該患者の腫瘍に接種する段階を含む方法について開示する。別の態様において、本薬学的組成物はまた、少なくとも一つの免疫モジュレーターをコードする発現可能なヌクレオチド配列を含む欠損型HSVベクターを含む。別の態様において、本薬学的組成物は、腫瘍細胞には感染するが正常細胞には感染しない第二のHSVを含む。後者の方法によれば、第一のHSVおよび第二のHSVは共に、少なくとも一つの免疫モジュレーターをコードする発現可能なヌクレオチド配列をそれぞれ含むゲノムを有することができる。別の態様において、本薬学的組成物は腫瘍細胞に感染するが正常細胞には感染しない単純ヘルペスウイルス(HSV)に加えて、少なくとも一つの免疫モジュレーターをコードする発現可能な少なくとも一つのヌクレオチド配列を有するウイルスベクターを含む。
請求項(抜粋):
所与の細胞タイプの複数の転移腫瘍を呈する、またはその発症の危険性のある患者において全身性抗腫瘍免疫反応を誘起する方法であって、(A)単純ヘルペスウイルスのゲノムが、少なくとも一つの免疫モジュレーターをコードする少なくとも一つの発現可能なヌクレオチド配列を有し、腫瘍細胞には感染するが正常細胞には広がらない単純ヘルペスウイルスと、(B)腫瘍細胞の種類に特異的な、接種腫瘍細胞及び非接種腫瘍細胞を死滅させる免疫反応を誘導する、単純ヘルペスウイルス用の薬学的に許容される媒体とから本質的に成る薬学的組成物を患者の腫瘍に接種する段階を含む方法。
IPC (7件):
A61K 48/00
, A61P 35/00
, A61P 37/04
, C12N 7/00
, C12N 7/04
, C12N 15/09
, A61K 35/76
FI (7件):
A61K 48/00
, A61P 35/00
, A61P 37/04
, C12N 7/00
, C12N 7/04
, A61K 35/76
, C12N 15/00 A
Fターム (31件):
4B024AA01
, 4B024BA21
, 4B024CA04
, 4B024EA02
, 4B024GA11
, 4B024GA18
, 4B024GA19
, 4B024HA01
, 4B065AA95X
, 4B065AA95Y
, 4B065AB01
, 4B065AC01
, 4B065AC14
, 4B065AC20
, 4B065BA02
, 4B065CA24
, 4B065CA44
, 4C084AA13
, 4C084AA17
, 4C084BA44
, 4C084MA65
, 4C084NA10
, 4C084NA13
, 4C084ZB262
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BC83
, 4C087MA65
, 4C087NA10
, 4C087NA13
, 4C087ZB26
引用特許:
審査官引用 (1件)
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癌の遺伝子治療剤
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-118382
出願人:財団法人癌研究会
引用文献:
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