特許
J-GLOBAL ID:200903001404148348

ステータコアへの巻線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-220362
公開番号(公開出願番号):特開平10-052009
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 巻線開始時及び巻線終了時にリード線をステータコアに取付けられたインシュレータの保持溝に挿入できるようにしたステータコアへの巻線装置を提供する。【解決手段】 軸方向移動及び回転をするガイド筒16と、ガイド筒16先端に取付けられたノズル18と、ステータコア11を回転可能に保持するホルダ13と、導線Wの保持切断装置31とを備えた巻線装置において、ステータコア11の端面に接離可能でかつ回転可能な円筒部材25、26を設ける。円筒部材25、26には、切り欠き32、33が形成され、巻線開始時は、上記切り欠き33の縁部33aをガイドにして導線Wをインシュレータ12の保持溝12bに挿入し、巻線終了時には、ホルダ13を回転させて導線Wの経路を上記保持溝12bに整合させた後、円筒部材25の上端面によって導線Wを上記保持溝12aに押し込む。
請求項(抜粋):
ステータコアの内歯に導線を直接巻付けてコイルを形成する巻線装置において、ステータコアの軸心に配置され、軸方向移動可能かつ回転可能に支持され、導線を一端から導入し、他端から繰り出すガイド筒と、このガイド筒の他端に取付けられたヘッドを介して装着され、前記導線を前記ガイド筒に対してほぼ直交する方向に繰り出すノズルと、ステータコアを回転可能に保持して、前記ノズルによる巻線が所定の内歯に対してなされるように、ステータコアを回転位置決めするホルダと、前記導線の巻線開始時に導線の始端部を保持し、巻線終了時に導線の終端部を引き寄せて切断し、巻線終了側の端部を開放すると共に、新たな巻線開始側の端部を保持する導線の保持切断装置と、ステータコアのスロット内面を覆い、少なくとも一方の端面から突出するリブを有し、このリブに前記導線の端末であるリード線を挿入保持させる保持溝を有するインシュレータの前記保持溝に、前記リード線を挿入して保持させるリード線挿入装置とを備え、前記リード線挿入装置は、ステータコアの外周に接離可能かつ回転可能に配置され、周面に所定形状の切り欠きを有する円筒部材であって、巻線開始時にはその軸方向に沿った切り欠き縁部を前記インシュレータの保持溝に合致させるように回転し、巻線終了時にはその端面によって前記リード線を前記保持溝に押し込むことができるように回転するものからなることを特徴とするステータコアへの巻線装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-229055
  • 特開昭60-059945

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