特許
J-GLOBAL ID:200903001411582258

変速過渡時制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-167703
公開番号(公開出願番号):特開平8-026002
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】変速中の出力トルクを理想的な波形になるよう制御して、変速ショックを低減し変速フィーリングを向上させる。【構成】変速中のトルク目標パターンを発生し、駆動軸トルクが追従するようクラッチの油圧を制御する。駆動軸トルクはエンジン及びトルクコンバータの特性から推定する。また同時に変速時間を短縮するためにエンジンの点火時期リタードを行う。【効果】車種ごと,変速段ごとのチューニングによるエンジントルク制御量をマップ化する必要が無く、開発の手間が大幅に削減されるという効果がある。また、乗車人員の変化や坂道等の負荷変動に対しても、さらにトルクコンバータ特性の温度変化や経年変化に対しても常に目標トルク追従制御が働くので安定した変速特性が得られる。
請求項(抜粋):
エンジン,該エンジンの燃料量および点火時期を制御するエンジン制御手段,前記エンジンの出力回転数を切り替える有段自動変速機,該有段自動変速機のギヤの切り替え制御を行う自動変速機制御手段,前記有段自動変速機のクラッチまたはブレーキバンドの締結力を決めるライン圧を制御するライン圧制御手段、とを備えた変速過渡時制御方式において、変速時の目標トルク信号を発生する目標トルク発生手段,前記有段変速機の出力トルクを検出する駆動軸トルク検出手段を設け、該駆動軸トルク検出値が前記目標トルク信号に追従するよう前記ライン圧を制御すると共に、前記エンジン制御部に信号を与えてエンジントルクを低減制御することを特徴とする変速過渡時制御方式。
IPC (6件):
B60K 41/06 ,  F02D 29/00 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 330 ,  F16H 61/04 ,  F16H 59:14
引用特許:
審査官引用 (1件)

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