特許
J-GLOBAL ID:200903001423536669

汚泥の消化処理方法及びそのための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-301858
公開番号(公開出願番号):特開平8-155496
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 簡単な設備構成であり、且つ処理される原汚泥の汚泥濃度の上昇、若しくは流入する原汚泥量の増大などによって、負荷が上昇した場合にも、最終的に分離された処理水に、高濃度の汚泥が含有していることなく、極めて低濃度の汚泥含有処理水を排出することが可能で、環境上などの点においても問題がなく、しかも、汚泥を生物学的に酸化分解して、汚泥を極めて減溶化できる汚泥の消化処理方法を提供する。【構成】 有機質の余剰汚泥または生汚泥11を、高温条件の消化処理12,16 及び中温条件の消化処理14,18 を交互に生物学的に消化処理する方法において、最終反応槽18からの処理汚泥を機械的分離処理20によって、汚泥成分と低有機物含有率の処理水とに分離した後、分離した汚泥成分を最初の反応槽12に返送することを特徴とする汚泥の消化処理方法である。
請求項(抜粋):
有機質を含む余剰汚泥または生汚泥を、高温条件の消化処理及び中温条件の消化処理を交互に生物学的に消化処理する方法において、最終反応槽からの処理汚泥を、沈殿分離処理、又は、機械的分離処理を選択的に実施して、汚泥成分と低有機物含有率の処理水とに分離した後、前記分離した汚泥成分を最初の反応槽に返送することを特徴とする汚泥の消化処理方法。

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