特許
J-GLOBAL ID:200903001426265763

伸縮継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-197501
公開番号(公開出願番号):特開平9-042556
出願日: 1995年08月02日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 配管の端部相互間の寸法誤差を吸収するために軸長が可変になっており、運搬時などに外管から内管が抜け落ちることを防止する機能や、施工後の地震発生などで外管から内管が抜け出してしまうことを防止する機能を備えた伸縮継手において、部品点数が少なくすると共に、組立てを容易にする。【解決手段】 外管1の他端部の内周直径Dを内管2の先端部の外周直径D’よりも小さくする。外管に環状凸部16と環状突起17とを設け、その間に抜止めリング4を保持させる。内管2の先端部に環状凹入部21を設ける。内管2が引き出されてその環状凹入部21が環状凸部16と環状突起17との間に達したときに、抜止めリング4が環状凹入部21に嵌まり込み、環状凸部16に係合可能となる。
請求項(抜粋):
外管と、その外管に軸方向移動自在に嵌合される内管と、外管と内管との間に介在されるシール材と、内管の先端部に形成された環状凹入部に保持される径方向の弾性を備えた欠円状の抜止めリングと、外管の一端部内面に具備され内管の環状凹入部に保持された上記抜止めリングに係合して外管の一端部側からの内管の抜出しを防ぐ環状凸部とを有する伸縮継手において、外管の他端部の内周直径が内管の外周直径よりも小さく、外管の一端部内面の上記凸部との対向位置に、自然状態に復径した上記抜止めリングに係合してその抜止めリングを保持可能でかつ内管の環状凹入部に保持された上記抜止めリングに係合してその抜止めリングが外管の他端部側に移動することを阻止する環状突起が設けられており、内管の環状凹入部は、内管の先端面側が径小となるテーパ面とそのテーパ面との対向位置で立ち上がって上記抜止めリングに係合可能な係合面とを有していると共に、この環状凹入部に隣接する内管の先端側部分が、自然状態に復径された上記抜止めリングに嵌合可能な先細テーパ部となされており、自然状態に復径した上記抜止めリングの内周直径が、内管の外周直径よりも小さいことを特徴とする伸縮継手。

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