特許
J-GLOBAL ID:200903001428522267

キャスト塗被紙用塗料組成物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野間 忠夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-348499
公開番号(公開出願番号):特開平6-136690
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 顔料及び接着剤を主成分とする乾燥塗被層を再湿潤し、加熱された鏡面ドラムに圧接して強光沢仕上げするキャスト塗被紙の製造に於いて、白紙光沢、表面性を向上させる。【構成】 塗被液に接着剤として用いるカゼインを特定のカルボン酸金属塩で予め処理することにより、白紙光沢、表面性、更に印刷表面強度の優れたキャスト塗被紙を製造する。尚、特定のカルボン酸金属塩とは、亜鉛、アルミニウム、マグネシウムの蟻酸若しくは酢酸塩から選ばれる1種以上の金属塩を指し、添加量はカゼイン固形分に対し10〜50重量%(固形分)が好ましい。【効果】 カルボン酸金属塩処理カゼインを用いることにより、塗工層と鏡面ドラムとの密着性が向上し、白紙光沢、表面性の良好なキャスト塗被紙が得られる。
請求項(抜粋):
顔料及び接着剤を主成分とする乾燥塗被層を再湿潤し、加熱された鏡面ドラムに圧接して強光沢仕上げするキャスト塗被紙の製造に用いられる塗料組成物に於いて、亜鉛、アルミニウム、若しくはマグネシウムの蟻酸塩若しくは酢酸塩から成るカルボン酸金属塩の少なくとも1種によって処理されたカゼインが接着剤として配合され、且つ該カルボン酸金属塩の添加量がカゼイン固形分に対し10〜50重量%(固形分)であることを特徴とするキャスト塗被紙用塗料組成物。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-146097

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