特許
J-GLOBAL ID:200903001445677088

膨張弁及び冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福井 宏司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-362501
公開番号(公開出願番号):特開2006-266666
出願日: 2005年12月15日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】信頼性を損ねることなく、気液2相冷媒流が絞り部を通過することに伴う不連続な冷媒流動音と気液2相冷媒流が絞り部を通過することに伴う圧力変動に起因する振動音とを低減した膨張弁、及びこのような膨張弁を用いることにより膨張弁入り口側の冷媒通過音を低減した冷凍装置を提供すること。【解決手段】弁本体1内に第1絞り部4と、第1絞り部4の上流側に形成された第2絞り部5とを有する構造とする。また、第2絞り部5を形成する通路は、第2弁孔9と弁体3との間に螺旋状の通路16を形成したものとする。螺旋状の通路16は、対向する第2弁体部の外周面又は第2弁孔の内周面の何れか一方に螺旋溝が形成されることにより、この螺旋溝と第2弁体部の外周面又は第2弁孔の内周面との間に形成される。【選択図】図1
請求項1:
弁本体と、弁本体内部に形成された冷媒流通路と、弁本体内に収納された棒状部材からなる弁体と、冷媒流通路に形成された第1絞り部と、冷媒流通路における第1絞り部の上流側に形成された第2絞り部とを有し、 弁本体は、冷媒流通路における冷媒の流れを仕切る第1仕切壁と、冷媒流通路の第1仕切壁の上流側における冷媒の流れを仕切る第2仕切壁とを備え、さらに、第1仕切壁には第1弁孔が形成され、第2仕切壁には第2弁孔が形成され、 弁体は、外周面がテーパ状に形成され、かつ、このテーパ状の外周面が第1弁孔の弁座に当接し得る第1弁体部と、外周面が第2弁孔の内周面に対向する第2弁体部とを備え、 第1絞り部は、第1弁孔に対し第1弁体部を進退させることにより、第1弁孔と第1弁体部との間に、全閉可能かつ開度可変に形成され、 第2絞り部は、対向する第2弁体部の外周面又は第2弁孔の内周面の何れか一方に螺旋溝が形成されることにより、この螺旋溝と第2弁体部の外周面又は第2弁孔の内周面との間に形成される螺旋状の通路からなり、 さらに、第2弁体部の外周面又は第2弁孔の内周面のうちの少なくとも何れか一方が弁体の先端部に向かって先細のテーパ状に形成されている ことを特徴とする膨張弁。
IPC (3件):
F25B 41/06 ,  F16K 1/40 ,  F16K 1/42
FI (3件):
F25B41/06 U ,  F16K1/40 ,  F16K1/42 G
Fターム (9件):
3H052AA01 ,  3H052BA11 ,  3H052BA31 ,  3H052BA33 ,  3H052CA03 ,  3H052CB02 ,  3H052CB03 ,  3H052CD05 ,  3H052EA11
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 膨張弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-296817   出願人:松下精工株式会社
  • 膨張弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-125665   出願人:松下精工株式会社, 松下電器産業株式会社
  • 膨張弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-132430   出願人:三菱重工業株式会社
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